生産技術

あのクルマかっこいいな。そんな想いから始まったモノづくりへの道。

座り姿

あの日、青空の下にとまっていた1台のクルマ。あのクルマに出合っていなければ、自動車業界の仕事をしていなかったかもしれない。まるで必然だったかのように引き寄せられ、生産技術の仕事へ。これまで歩んできた中で知った生産技術の魅力を存分に語ります。

🛠️小さな改善が、大きな品質につながる

今は、既存製品の生産ラインの改善や、新製品の工程設計を担当しています。担当しているのはコモンレールやインジェクターホルダーなど、ディーゼルエンジン系の製品が多いです。

改善って聞くと果てしないように感じるかもしれませんが、現場で「これ、やりづらいな」、「ロスが大きいな」と思ったところを少しずつ直していきます。

“良いものを安全により安く、早く作れるようにする―――”これが基本の考え方であり、改善の積み重ねが製品の品質向上につながっています。

🧩想定通りにいかないからこそ、工夫が生まれる

工程設計では、「A→B→C」と作業が進むと思っていても、現場では「A→C→B」になってたり、まったく想定してなかった「D」が出てきたりもするんです。人が作業するからこそ、想定外が起きる。そこから品質不具合が起きることもあるので、そういった想定外のことを改善して起こらないようにしていく。常に現場を見て、改善して、また試して…の繰り返しですね。

工程を作る前には、さまざまなツールを使ってあらゆる想定を洗い出し、抜け漏れを防ぐようにしています。設計段階で完璧に出来れば一番良いのですが、実際に作ってみて初めて気づくこともありますね。

ライン紹介

🏗ゼロから立ち上げたラインは、忘れられない経験

インジェクターホルダーのラインは、上司からの後押しもありゼロから立ち上げを担当しました。

本来生産技術の仕事は、製品設計より製品図面が出てきてからスタートしますが、インジェクターホルダーのラインは少し特殊で、製品図面がない状態から立ち上げました。製品のカタチがなく、出来る範囲も限られていたので難しさはありましたが、さまざまな方のご協力のおかげで立ち上げることができ、ホッとしたのを憶えています。

現場と対話しながら少しずつカタチにして作りあげた経験は忘れられない思い出です。

👷‍♂️現場ファーストの設計思想

“使う人”のことを一番に考える―――。

設備の高さひとつとっても、使う人の身長によって最適な高さが違います。なるべく誰でも使いやすいように、男女の平均身長を統計で調べたり、部品を手の届く範囲に配置できるようにしたり…と細かいところまで工夫しています。固定してしまうと後で困ることもあるので、調整できるように“幅”を持たせるのもポイントですね。見えないところにも、たくさんの工夫が詰まっています。

改善したことで、「楽になった」「やりやすくなった」って現場から言ってもらえると、やっぱり嬉しいですね。知恵を絞って実現できた時の達成感は格別です!

治具と一緒に

🧪“治具の共通化”は、ずっとやりたかったこと

実は、入社当初から「同じ治具を使ってもっと効率よくできないかな」と思っていた工程がありました。入社5年目のタイミングで実行できそうな機会が訪れ、「今だ!」と思い、ラフ絵を描いて上司に相談したところ、「できるかも」と言ってもらえて。そこから関係部署の皆さんと試行錯誤して製作しました。今ではほとんどが共通治具で対応できるようになっていて、すごく嬉しいです。

💡“こうしたい”をカタチにできる仕事

デンソーダイシンの生産技術の仕事ってとても幅広いんです。新しい製品が出てきたら、まず「どうやって作るか」を考えるところから始まります。製品開発する際の試作から量産、改善まで全部を見ます。

他社だと分業されているところも多いけど、うちは一貫して関われる。だからこそ、色んな人と関わって、色んなことに挑戦できる。大変なこともありますが、楽しいですよ。

📚苦手でも、やりたい気持ちがあればできる

理系科目は苦手でした。どちらかといえば古文が好きな文系人間。でも、やりたいって気持ちがあれば、苦手でもなんとかなる。今でも得意とは思っていないので、必要なことは勉強するし、分からないことは分かる人に相談して学んでいく。そうやって乗り越えてきました。

ただ、「答えを教えてください」ではなくて、“自分なりに考えたうえで相談する”っていう姿勢が大事だと思いますね。

ドライブ

🚙 目的地は気分次第!自由気ままな休日ドライブ

休日は車でドライブすることが多いです。仕事で集中する日が続くと、自然の中で気分を切り替えたくなるんですよね。峠道を走って、カーブを抜けた瞬間に広がる景色を見ると、来てよかったなと思います。

目的地はあまり決めず、気になる場所があれば立ち寄るスタイルです。温泉地でゆっくり過ごしたり、その土地の名産を食べたりするのも楽しみのひとつ。例えば、山間の温泉でのんびりした後に食べる郷土料理は格別です。

ドライブは、ただの移動じゃなくて、自分をリセットする時間。景色や食べ物、ちょっとした発見が、次の仕事へのエネルギーになっています。