健康経営
デンソーダイシン健康経営基本方針
私たちは、社員一人ひとりが健康で、個々の能力や個性を発揮することにより、会社がさらに活性化すると考えます。
また、健康な心身から生まれる笑顔と情熱は人を捲きつけ、元気な会社作りの推進力となります。
そのため、社員の健康を経営の最重要課題の一つとして捉え、このたび「デンソーダイシン健康宣言」を策定し、積極的に社員の健康増進に取り組んでいきます。
デンソーダイシン健康宣言
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社員一人ひとりの健康のために
社員一人ひとりの健康が全ての基盤との認識のもと、意識啓発のための情報提供や機会づくりに努めます。 -
働きやすい環境に
社員一人ひとりが心身ともに健康でいきいきと働くことができる安全で快適な職場づくりを推進すると共に、コミュニケーションの活性化を図り仲間の健康を気遣える風土作りに努めます。
2024年1月1日
代表取締役社長 稲田 嘉宣
デンソーダイシン健康推進体制
健康施策の推進責任者・担当を明確化し、関連各所と連携を図りながら、 計画、実行、評価、改善を継続的に行える組織体制を整備し、健康施策に取り組んでいます。
健康経営課題と目標数値
健康経営で解決したい経営上の課題について、期待する効果や具体的な取り組みのつながりを戦略マップとして可視化しました。
デンソーグループ会社として社員の健康保持増進を目指し、グループ統一目標を健康経営目標としています。
戦略マップ(デンソーダイシン)
健康経営の活動項目・目標(グループ統一目標)
| 活動項目 | |||
|---|---|---|---|
| 区分 | 項目 | グループ・会社目標(特定健診標準問診項目より) | |
| 健康行動 | ①朝食摂取 |
朝食を抜くことが週に3回以上ある →「いいえ」と回答の割合 |
80%以上 |
| ②早めの夕食 | 就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上ある →「いいえ」と回答の割合 |
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| ③適切な運動 | 日常生活(仕事・家庭・通勤時)において歩行又は身体活動を1日1時間以上実施 →「はい」と回答の割合 |
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| ④適切な飲酒 | 飲酒日1日あたり2合まで、週2日以上の休肝日 「多量飲酒」に該当しない割合 ※多量飲酒:飲酒頻度が時々または毎日、かつ飲酒日あたりの量が2合以上の人 |
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| ⑤十分な睡眠 | 睡眠で休養が十分とれている →「はい」と回答の割合 |
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| ⑥禁煙 | 現在、たばこを習慣的に吸っている →「いいえ」と回答の割合 |
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| 健康データ | ①BMI | 適正体重の維持 BMI:18.5~24.9の者の割合 |
70%以上 |
| ②血圧 | ハイリスクかつ未治療の者を減らす 収縮期 160mmHg以上 又は 拡張期 100mmHg以上で未治療の者の割合 |
2%以下 | |
| ③血糖 | ハイリスクかつ未治療の者を減らす 空腹時血糖 126mgdl以上 又は HbAlc 6.5%以上で未治療の者の割合 |
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健康経営課題の改善に対する取り組み
(1)健康保持と増進活動
健康保持としてエンゲージメントの向上を図ると共に、生活習慣病の発症予防のため、近年は特に特定保健指導を強化しています。また、定期健康診断後の要受診者への受診フォローを行い、重症化によるプレゼンティーイズム、アブセンティーズムの予防に取り組んでいます。さらに、デンソーグループ一体として取り組んでいる情報配信等を行い、健康増進活動に取り組んでいます。
| 項目 | 測定方法 | 目標値 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| エンゲージメント | デンソーグループ共通の「職場力調査」全設問平均スコア | 67.0 | ー | 60.1 | 63.0 |
| プレゼンティーイズム | WLQ仕事のパフォーマンス総合評価 | 95.0% | 92.4% | 92.5% | 92.8% |
| アブセンティーズム | 傷病による欠勤・休職の平均回数 | 2.0日 | 3.6日 | 4.6日 | 5.1日 |
①特定保健指導
生活習慣病対策として、40歳以上の全対象者に対して2022年度より就業時間内に実施しています。 就業時間中スムーズに指導を受けられるよう、職場の上司と連携して取り組んでいます。
また、2023年度からは将来指導の対象となりうる39歳以下の社員に対して生活習慣改善のための取り組みを開始しており、今後も継続的に実施していきます。
| 項目 | 測定方法 | 目標値 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 実施率(健康保険組合と連携して実施) | 特定保健指導対象者/40歳以上従業員 | 100.0% | 81.5% | 84.8% | 83.0% |
| 実施効果(翌年度対象者割合) | 参加者/対象者 | 15.0% | 29.4% | 25.7% | 26.0% |
②定期健康診断
会社内で出張健診を毎年4月に実施しています。健康診断結果をもとに、臨床的にハイリスクな社員に対しては産業医から医療機関への受診勧奨を行い、重症化予防に努めています。
| 項目 | 測定方法 | 目標値 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 定期健康診断受診率 | 半田医師会 | 100% | 100% | 100% | 100% |
| 適正体重維持者率 | BMIが18.5~25未満の従業員 | 70.0% | 60.0% | 67.0% | 68.0%; |
| 高血圧ハイリスクかつ未治療者 | 高血圧未治療割合 | 0% | 2.7% | 3.7% | 3.3% |
| 糖尿病ハイリスクかつ未治療者 | 糖尿病未治療者割合 | 0% | 2.8% | 2.9% | 1.7% |
| 準ハイリスク者の社内保健指導参加率 | 保険指導参加者 | 100% | 100% | 100% | 100% |
| 定期健康診断後医療機関受診率 | ※産業医判定 | 100% | 94.7% | 83.3% | 78.4% |
③情報配信等
年々増加傾向にある生活習慣病・メンタル関連疾患の予防に向け、自身の健康づくりに役に立つ健康情報(健康アクション通信)や各種セミナー案内等を全社発信しています。
(2)メンタルヘルス対策
メンタルヘルス対策として、ストレスチェック、職場復帰支援等を実施し、プレゼンティーイズムの低減を図るとともに、アブセンティーイズムを低減すべく、早期発見方法等のセルフケア・ラインケア教育などに取り組んでいます。
①ストレスチェック
2016年度の法制化に合わせ、従業員に対しストレスチェックを実施。その結果をフィードバックし早期のケアに取り組んでいます。職場ごとの集団分析結果の報告会、「職場支援」の良化を狙った教育等を実施し、職場改善に役立てています。また、個人の高ストレス者に対しては、産業医による個別面談を実施しています。
| 測定方法 | 目標値 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
|---|---|---|---|---|
| ストレスチェック結果 | 100 | 113 | 112 | 107 |
| 受検者数/対象者数 | 100% | 98.1% | 96.8% | 97.9% |
| 高ストレス者/受検者 | 3.0% | 4.4% | 4.4% | 4.8% |
| 面談参加者/高ストレス者 | 100% | 92.3% | 88.6% | 34.8% |
②職場復帰支援
メンタル疾患で休業している社員に対し、復職プログラムに基づき職場復帰支援を実施しています。「休職前」・「休職中」・「復職準備期間」・「復職時」・「復職後」のフェーズごとに、本人・保健スタッフ・所属長・産業医が連携を図り、復職者がスムーズに復帰できるよう支援を行っています。
③セルフケア・ラインケア
入社時のセルフケア教育に加え、昇格時(班長~係長)にラインケア教育を行い、部下の健康管理の重要性を理解いただきます。また、デンソー健康推進部から展開されるセルフケア・ラインケア等も活用し、反復して学習することで、より理解を深めていただいています。
(3)疾病予防
がん対策として、2023年度より胃がん検診を定期健康診断で実施。乳がん検診・子宮がん検診の案内、人間ドック費用補助など、がん検診受診率向上を目指しています。また「卒煙プログラム」の推奨や禁煙時間の拡大を行い、喫煙率の減少を図っています。
①乳がん検診・子宮がん検診の案内
女性従業員に、乳がん検診・子宮がん検診の案内を行っています。専用のサイトから予約ができ、基本的な検診は個人負担なしで受診できます。各種オプション検査も受診可能で、定期的に検診し、早期発見・早期治療につなげることを強く推奨しています。
②卒煙プログラムの推奨・禁煙時間拡大
個人への卒煙支援として、卒煙プログラム「アスキュア」補助制度を喫煙者全員へ情報展開しています。喫煙率は良化傾向にあり、今後も継続的に取り組みを行っていきます。また、2023年度からは禁煙時間を拡大し、昼休憩以外の就業時間内は禁煙として実施しています。
| 項目 | 測定方法 | 目標値 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 非喫煙率 | 健康診断問診票 | 80% | 64.1% | 65.0% | 66.0% |
ライフワークバランス推進
有給休暇取得奨励・労働時間削減
ライフワークバランス推進のため、従業員1人平均18日/年の有休取得を奨励しています。
また、一般従業員はもちろん管理職についても長時間労働管理を徹底し、産業医・保健師面談を実施しています。
| 項目 | 測定方法 | 目標値 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 年次有給休暇取得日数 | 従業員の総有休取得日数/従業員数 | 18.0日 | 17.9日 | 20.5日 | 19.3日 |
| 法定外労働時間(年平均) |
従業員(管理職除く)時間外労働時間計 /従業員数(管理職除く) |
20.0時間 | 17.4時間 | 17.7時間 | 16.5時間 |
| 平均勤続年数(年度末時点) | 1人当たりの勤続年数計/従業員数 | ー | 14.0年 | 15.8年 | 15.2年 |
労働安全衛生
安全衛生環境基本理念
人は働くことによって生命を失うことはもとより、健康・身体機能を損なうことがあってはならない
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安全で働きやすい職場づくりこそ、人間尊重と高生産性を両立させ得る最善策であることを徹底する
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国内外のすべての事業活動において、地球環境の保全、生態系や資源保護に配慮すると共に、環境保全を通じ、地域社会との共生に努める
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これらの活動は、各機能、各職制および職場の一人ひとりが創意と工夫を結集し、全員参加で行う
労働安全マネジメント
「労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格(ISO45001)」を参考にPDCAサイクルを回す事によって、継続的な労働安全衛生水準の向上を図っています。
リスクアセスメント実施
設備・化学物質の危険源の特定を行い、デンソー安全衛生環境基準(DAS)に基づいてリスク低減対策を策定し、設備設計に反映させ製作し、安全確認を行っています。また設備の完成後は生産ラインでの作業内容及び環境に焦点を当てて、リスクアセスメントを実施しています。抽出されたリスクについては、物理的な安全対策や教育・訓練、作業要領書への反映などを行っています。
安全衛生委員会活動
毎月の安全衛生委員会開催の他、産業医・衛生管理者・保健師での職場巡視を実施し、職場と共に作業環境・作業衛生管理の徹底に努めています。
「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定
経済産業省から優良な健康経営を実施している企業を顕彰する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。
