「福島発」水素利活用を推進

2024年4月22日

デンソーとデンソー福島は、トヨタ自動車株式会社と共同で進めている「水素の利活用を通じた工場におけるカーボンニュートラル化」に関する実証が前進したことを発表しました。
現在、デンソーとデンソー福島は、トヨタと共同で、デンソー福島の工場内でのグリーン水素の製造、および製造した水素の工場ガス炉内での活用の実証を行っており、2024年3月末には、実際に工場内で製造した水素を使用し、お客様へ納品するラジエーターの製造を開始するなど、取り組みを前進させています。
なお、本実証は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの支援を得て推進しています。
今後、デンソーとデンソー福島は、さらに実証を重ね、水素製造から利活用までのパッケージを構築し、それを複数組み合わせることで工場の規模に応じて必要とする水素量を最適に導入できるモデルを構築していきます。そして、デンソー福島を起点に、福島地域で水素利活用を推進する仲間の輪を広げ、福島から全国へ「水素地産地消」モデルの展開を目指します。