DRIVEN BASE

庄司選手 引退のお知らせ

facebookはこちら

2022年10月14日

日頃よりデンソーボート部を応援いただきありがとうございます。
この度、庄司選手が退団することになりましたので、お知らせします。

庄司選手からのご挨拶

  • yumiko_shoji

    庄司 祐美子 選手

庄司祐美子です。

私は2022シーズンで競技レベルのボートを終えることにしました。このレベルで8シーズン過ごした事になります。
ボート競技に携わった時間は、冒険と成長の時間でした。

小学生から大学卒業までの間に情熱を注いだバレーボールでは、春高バレー出場やインカレ優勝などを経験し同世代選手たちと切磋琢磨しました。そして大学4年生の夏にデンソーからボート競技へ挑戦の招待を頂きました。
様々迷ったのですが、まさに清水の舞台から飛び降りる気持ちで世代制限のない社会人競技レベルのボートへ挑戦することにしました。この決断の感情の中には、バレーボール日本代表になった同窓同期の姿もあったと思っています。

ボート競技の8年間は本当に大冒険でした。ボート1年目に見たチームメイトの活躍、軽量級で日本代表を目指した時の自分との闘い、チーム目標に対しチーム内競争しながら皆で力を合わせた葛藤。
その中で一番思い出深いのは2018年の全日本選手権です。ボート人生で初の決勝進出。ポジションはストローク。クルーをリードするポジション。神経質になることも多々。そんな内面を持ちつつレースに臨んだのですが、私の背中に伝わる仲間の声・鼓動がナーバスな感情を吹き飛ばしてくれました。その声は力強く頼って良いよと言っているように感じ、伝わる鼓動は私のリードを積極的にさせてくれました。結果は3位。私は嬉し涙を流したことを憶えています。

8シーズンを終えた今、ボートへ競技転向をするきっかけや決断をする際に背中を押してくださった方々、そしてボート活動を行う中で支えてくださった方々に、感謝の気持ちがとめどなく溢れてきています。その方々へこの場を借りてご報告したい事があります。
それは「ボートは、私に色々な発見や気付きを与えてくれました。競技転向をしたからこそバレーボールの素晴らしさや私はバレーボールが大好きという『私の本音』に気付くことが出来ました。ボートに競技転向をして良かったです。人としても成長できたと思っています。本当に有り難うございました。」です。

私はチームを離れますが、これからもボートにバレーボールにスポーツとして関わって行きたいと思っています。子供たちと・パラアスリートと・競技経験者と・指導者交流で、これからもスポーツに関わることがデンソーやお世話になった方々への恩返しになると思っているのと、これからも競技転向と同様に新しいチャレンジをしていく事が私っぽいかな?と思っています。

充実した時間を与えて下さり本当に有り難うございました!