沿革
創業から現在に至るまで、デンソーの歩みをご紹介します。
1949
トヨタ自工から分離独立し、日本電装株式会社を設立
1953
ドイツ・ロバートボッシュ社と電装品に関する技術提携契約を締結
世界に通用する製品づくりを目指し、社外からも積極的に技術を学ぶ。
1954
各地に整備工場を設置する「指定サービスステーション制度」を開始
各地のエンドユーザーへのサービス向上を図るために設置。現在では、世界中にサービス網を整備。
技能養成所を開設
「モノづくりは人づくり」「技術と技能の両輪」の思想は、今日にも受継がれる。
1955
噴射ポンプ準備室を開設
設立時の電装品の開発・生産に加え、事業分野を広げる。現在は、パワトレイン、熱機器、電子、情報通信機器など幅広い製品分野で事業を行い、製品単体だけでなく、システム全体を提案。
1956
デンソーの源流となる社是の制定
創業の精神を将来にわたり守り育てるために制定。
1961
品質管理の最高権威であるデミング賞を受賞
受賞に向けた社員全員参加での取り組みが、今日も続く「品質第一」の思想や風土の礎となる。
1965
池田工場(愛知県)および広島工場の操業を開始
本社以外の生産拠点を初めて設立。現在は、世界中の拠点で生産を行う。
1966
米国にシカゴ営業所、ロスアンゼルス出張所を開設
海外初の営業所の設立は、貿易の自由化など、世界の潮流を見越しての対応。
1968
IC研究室を開設
将来的に自動車部品が電子制御化されることを見越し、早くから社内でICの研究開発を行う。電子関連製品は、現在のデンソーの主力製品の一つ。
1971
初の海外販売会社であるニッポンデンソー・オブ・ロスアンゼルスを設立
海外進出は、技術力・製品力を磨く実践の場となった。
1972
初の海外生産会社であるニッポンデンソー・オーストラリア、ニッポンデンソー・タイランドを設立
お客さまのニーズに応えるため、世界各地のお客さまの近くでの生産を開始。
1977
技能五輪国際大会で初の金メダルを獲得
設立以来力を入れてきた技能育成が実を結ぶ。デンソーがこれまで獲得した技能五輪国際大会のメダルは60個以上。メダリストたちが技術者と一体となった開発を行うことで、新しい技術の製品化に貢献している。
1979
大河内記念生産賞(生産技術)を初受賞
デンソーが目指す精度や品質の製品をつくるため、早くから生産ラインや設備も内製。
1984
額田テストコースを開設
部品メーカーとしては早くからテストコースを開設。カーメーカーに匹敵する評価施設は、お客さまの期待を超えた製品性能や品質保証のため。
1991
基礎研究所を設立
5~20年先を見据えた将来技術の研究開発を実施。現在の研究分野は、半導体材料からオイル産生微細藻類に至るまで、多岐に渡る。
1994
デンソー基本理念を制定
設立以来の経営理念である「社是」の精神を引継ぎ、時代にあわせた内容の理念を制定。技術やモノづくりを通じて社会へ貢献する企業理念を改めて世界中の社員と共有。
QRコードを発表
製造現場が多品種少量生産へシフトしたことを背景に、大容量で高速読取が可能なQRコードを開発。
1996
社名を株式会社デンソーに変更
真のグローバル企業を目指し、社名から「日本」を取り、「株式会社デンソー」に変更。
2004
「デンソースピリット」策定
創業以来、受け継がれてきた価値観や信念を明文化した全社員の行動指針を策定。
2005
初の海外地域研修センターであるデンソー・トレーニングアカデミー・タイランドを開設
本社で行っていた技術・技能教育を海外でも行う体制を整備。
2016
デンソーエコビジョン2025を策定
環境問題やエネルギー問題の解決などを図るアクションプランを策定。
2017
ブランドスローガン「Crafting the Core」を策定
基本理念をベースに、デンソーグループが、今後目指す姿、方向性を一言で表す「Crafting the Core」を新たにブランドスローガンとする。
デンソーグループ長期方針2030を策定
「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい。」をスローガンとして掲げる。