安心・安全な車での移動
そんな社会を築くことに貢献できる誇り
システム技術2部 技術5室 技術課
2016年入社 S.G
入社からエンジン制御プログラムのパラメータ値適合と制御の改良業務を担当したのち、ADAS分野に異動。培ったスキルを活かしADAS業務を担える能力向上に努めている。
自動車業界を志望した理由と、入社の決め手は?
好きな自動車に触れられることが決め手に
環境情報システム工学で農業機械の制御について学んでいました。自動車・バイクが好きで興味があったため、自動車業界のみで検討し、地元である三重県に絞って就職活動をしていました。
この会社に応募を決めた理由は、会社見学の際に実験室内で自動車を走らせている光景が、とてもかっこよく憧れたからです。自動車の各部品だけを扱うのではなく、世に出る前の試作車を扱っており、自動車に触れる業務が多い点が魅力的でした。また適合専門会社のため、入社後の配属先がどこであっても自動車に関わることができる点が入社の決め手になりました。
入社後の仕事内容や、職場の雰囲気は?
部署を超えて課題解決できる、風通しの良い職場
入社から5年間、エンジン制御プログラムのパラメータ値適合と制御の改良業務を担当していました。初めは実車評価主体で経験を積み、徐々に制御改良といった業務も担当するようになりました。2年前にADAS(先進安全運転支援システム)分野に移りました。実車評価が減り、シミュレーション評価がメインとなったことは大きな違いではありますが、業務の流れは基本的に同じです。
会社規模が小さいため全員と顔見知りになり、部署を越えての課題解決や交流が可能です。また、社員から福利厚生や社内制度に対する意見を言いやすく、会社側もこれらの意見を前向きに検討してくれている風通しのよい職場だと感じます。上司・先輩・同僚は全員とても親切で、困っている時に快く手を貸してくれますし、うまくいかない課題に対して一緒に考えてくれますので、自分一人思い詰める…といった状況にはならないです。
現在の役職や仕事内容、働く上で心がけていることは?
粘り強く取り組むことで、価値の高いACCを実現したい
ADAS分野の多数の機能のうち、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の加減速制御を担当しています。ACCは前を走る車に対して一定の車間距離を保ちながら追従走行を行う制御で、一見シンプルな機能に思えますが、実際の制御プログラムは想像以上に細かく複雑に制御していて、考えることがとても多いです。ユーザーにとって価値の高いACCの実現に向け、定数適合による加減速制御の官能性能向上や、制御プログラムの改良による新機能追加を実施しています。
初めに計画した通りの結果が出ず、試験データ計測・解析を繰り返し、仮説を立てるといったPDCAを何度も何度も行い目標を達成したことがありました。苦労はしましたが、周りの人たちの協力と粘り強く取り組めばなんでも達成できることを実感しました。今後は習得したスキルを用いてADAS業務を遂行しつつ、プロジェクトメンバーを育成し、ADAS業務を担える人材を増やしていくことが役割です。
仕事のやりがいについて教えてください。
自分の仕事がドライバーの安心・安全、先進技術にも繋がっていく実感
ADAS分野はエンジンに比べてドライバーが直接体感できる部分が多く、特にACCは運転中に「今あの制御が効いている」と体感できることが多いため、よりよい官能にするためにどうすればよいのか考えるのが楽しいです。
また、エンジン制御に比べて歴史が浅いので新機能の追加のための制御開発業務が多いのも特徴です。ある機能の追加のため、「要件定義→設計→実装→評価」という開発の流れを一貫して担当させてもらったことがあり、試作車評価でこの機能を体感できたときは嬉しかったです。市販車で体感できたらもっと感動すると思います。また、ADAS分野はユーザーの安心・安全に直結しているので、交通事故ゼロの社会に貢献していると感じられますし、将来的に「自動運転」の技術にも繋がっていくことにもやりがいを感じます。
三重県で暮らす魅力は?
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三重県で暮らす魅力は?
会社所在地であるいなべ市は少し田舎になるのですが、近くの東員町や桑名市に住んでいる社員も多く、スーパーや病院がたくさんあり日常生活には困りません。名古屋までは30分程度で行けます。道は空いているし、土地も安いし、とても住みやすい所です。
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活用している福利厚生は?
遅い時間に出社したり、定時前に帰宅したりできるフレックス勤務が便利です。有休について取得率アップを全社で推進しているので、上司から取得を促されます。5日連続で休暇をとり、長旅に行ったこともあります。休日はよく会社近くの鈴鹿山脈で登山をしています。鈴鹿山脈はルートが多数あって無限に楽しめますし、手軽にダイナミックな景色を見られるのでオススメです。社内のサークル活動に登録し、登山に向かう交通費等を支給してもらうことも出来ます。
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