健康経営
当社は、従業員が健康であることは、本人と家族の幸福であり、また、会社が健全に成長していくための源だと考えております。そのため、従業員の健康を経営の最重要課題の一つととらえ、心身の健康維持・増進活動と、健康な働き方を推進していきます。
デンソーエアクール健康宣言
デンソーエアクールの基本理念である、“「かけがえのない人」を育て「かけがえのない企業」になる”には、従業員一人ひとりが、健康でイキイキと個々の能力や個性を発揮することで会社が元気になり、かけがえのない存在になっていくという想いが込められています。
安全と健康を最優先し、従業員が心身ともに健康で安心して働くことができる環境づくりに努めることを宣言し、この想いを未来につないでいきます。
2026年4月1日
株式会社デンソーエアクール
代表取締役社長 宮沢 幸央
策定:2017年9月
改定:2024年1月
改定:2026年4月
健康経営推進方針
当社は、従業員一人ひとりが健康で安心して働き、個々の能力や個性を最大限に発揮できる職場づくりを目指します。その実現に向けてKGI・KPIを設定し、その達成状況を継続的に評価・改善することで、健康経営を推進します。
推進体制
当社は、健康経営推進責任者である代表取締役社長の指揮のもと、人事室 医務室(保健師・看護師等の専門職を含む)が主体となり、産業医、協力機関および労働組合と連携しながら従業員の健康保持・増進に取り組んでいます。
重点施策
1.メンタルヘルスの推進
外部EAPを活用した相談体制の充実、ラインケア教育、職場復帰支援等を継続的に実施するとともに、職場環境改善やコミュニケーションの活性化を通じて、心理的安全性の高い職場づくりを推進し、従業員一人ひとりが安心して能力を発揮できる環境の整備に取り組みます。
2.健康意識の向上
従業員一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組めるよう、健康情報の発信や教育機会の提供、PHRサービスの活用を推進しています。また、自己保健義務への理解を深めることで、健康に関する知識の向上と主体的な健康行動の実践を支援します。
3.健康保持・増進
健康保険組合と連携し、生活習慣病予防や重症化予防、禁煙支援等に取り組んでいます。また、デンソーグループ共通の「健康スコア」を活用し、自身の健康状態への理解を深めるとともに、健康行動への変容を促し、健康保持・増進につなげます。
4.ワークライフバランスの推進
従業員一人ひとりが仕事とプライベートを両立し、安心して働き続けられるよう、多様な働き方の推進、時間外労働の低減、有給休暇取得の促進に取り組んでいます。また、育児・介護・治療と仕事の両立支援を通じて、働きやすい職場環境を整備し、QOL(Quality of Life)の向上を図ります。
戦略マップ
健康経営指標(KGI)
健康経営の成果を評価する指標として、アブセンティーズム、プレゼンティーズム、ワークエンゲージメントを設定し、継続的な改善に取り組んでいます。
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 目標値(KGI) 2030 |
|---|---|---|---|---|---|
| アブセンティーズム(日/年) | 1.4 | 1.6 | 1.6 | 1.6 | 0.7 |
| プレゼンティーズム(%)WLQ-J | 93 | 93.4 | 93.6 | 93.7 | 95 |
| ワークエンゲージメント(%) | 69.5 | 73.1 | 72.1 | 71.6 | 75以上 |
※「アブセンティーズム」:傷病を理由として欠勤した日数の全従業員平均
※「プレゼンティーイズム」:何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態WLQ-J(健康問題による業務上の制約の状況や生産性の低下率を図る調査票)をベースに算出した指標で100%が最も良い値
※「ワークエンゲイジメント」:ユトレヒト・ワークエンゲージメントを参考に、従業員サーベイ(調査名:職場力調査)を実施。この職場力調査は、組織力を可視化し、より良い組織づくりに向けた活動に役立てるため、組織開発の理論に基づき、”健全性・効果性・自己革新力”の3つの観点から作成した全47設問で構成されており、エンゲージメントを”働きがい、会社・職場との結びつき”と定義し、47設問のうち、「仕事にやりがいを持っている」、「ポジティブ(意欲的)に仕事をしている」、「会社に愛着を感じている」、「職場に満足している」の4設問の回答尺度7段階のうち、ややそう思う・そう思う・非常にそう思うという肯定回答した人の割合を算出
KPI・目標値・実績
健康経営推進方針および戦略マップに基づき、重点施策ごとにKPIを設定しています。各指標の目標値と実績を定期的に確認し、施策の有効性を評価するとともに、継続的な改善活動につなげています。
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 目標 |
|---|---|---|---|---|---|
| ストレスチェック実施率(%) | 99.5 | 99.2 | 99.2 | 99.1 | 100 |
| 総合健康リスク | 103 | 99 | 96 | 98 | 100以下 |
| 高リスク者率(%) | 2.2 | 1.7 | 1.4 | 1.5 | 0.8 |
| 高リスク職場率(%) | 10.2 | 5.6 | 3.2 | 2.3 | 0 |
※「総合健康リスク」全国平均を100とした数値で、低値ほど良好
※「高リスク者」委託先の判定基準により心身の負担が高いと判定された従業員
※「高リスク職場」総合健康リスク140以上の職場
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 目標 |
|---|---|---|---|---|---|
| 健康スコアの8項目中6項目以上達成者の率 | 45.4 | 50.3 | 49.8 | 51.8 | 55 |
| BMI(%) | 76.6 | 77.5 | 78 | 75.9 | 80 |
| 朝食摂取(%) | 86.3 | 84.4 | 84.1 | 84.4 | 85 |
| 間食(%) | 81.6 | 83.4 | 81.9 | 82.9 | 85 |
| 歩行(%) | 45.8 | 48.2 | 47.1 | 51 | 53 |
| 運動(%) | 25 | 28.2 | 31.4 | 33 | 35 |
| 飲酒(%) | 80 | 81.2 | 79.3 | 79.9 | 85 |
| 睡眠(%) | 65.4 | 66.8 | 66.1 | 69.2 | 70 |
| 喫煙(%) | 73.2 | 75.2 | 74.7 | 76.2 | 80 |
※「健康スコア」健康診断の問診票に基づくデンソーグループ共有の指標
「BMI」:BMI25未満の人の割合
「朝食摂取」:朝食を抜くことが週に3回以上あるに「いいえ」と回答した人の割合
「間食」:朝昼夕の3食以外に間食や甘い飲み物を摂取しているに「時々」または「ほとんど摂取しない」と回答した人の割合
「歩行」:日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施しているに「はい」と回答した人の割合
「運動」:1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施しているに「はい」と回答した人の割合
「飲酒」:2023年度までは、飲酒頻度が「時々」かつ「ほとんど飲まない」に回答、1日の飲酒量が清酒換算で「1合未満」または「1~2合未満」と回答した人の割合
2024年度から「飲酒頻度が毎日ではない」かつ「飲酒日の1日の飲酒量が清酒換算で2合未満」と回答した人の割合
「睡眠」:睡眠で十分休養がとれているに「はい」と回答した人の割合
「喫煙」:現在、たばこを習慣的に吸っているに「以前は吸っていたが、最近1ヶ月間は吸っていない」または「いいえ」と回答した人の割合
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 目標 |
|---|---|---|---|---|---|
| 定期健康診断受診率(%) | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
| 有所見者率(%) | 56.2 | 54.0 | 53.4 | 56.2 | 50 |
| 精密・再検査受診率(%) | 84.7 | 81.9 | 84.2 | 87.3 | 100 |
| 血圧:ハイリスクかつ未治療者率(%)※1 | 2.6 | 3.1 | 2.1 | 1.8 | 0 |
| 血糖:ハイリスクかつ未治療者率(%)※2 | 0.6 | 1.5 | 2.0 | 2.1 | 0 |
※「血圧:ハイリスクかつ未治療者」血圧収縮期160mmHg以上または拡張期100mmHg以上で未治療者
※「血糖:ハイリスクかつ未治療者」空腹時血糖126mg/dL以上またはHbA1c6.5%以上で未治療者
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 目標 |
|---|---|---|---|---|---|
| 特定保健指導実施率(%) | 86.1 | 93.6 | 98.4 | 94.1 | 100 |
| 特定保健指導対象者率(%) | 19.4 | 21.1 | 16.5 | 18.1 | 15 |
| 39歳以下生活習慣改善支援率(%) | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 目標 |
|---|---|---|---|---|---|
| 肺がん検診受診率(レントゲン)(%) | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
| 胃がん検診受診率(内視鏡、レントゲン)(%) | 25.7 | 26.5 | 29.5 | 27.7 | 30 |
| 大腸がん検診受診率(便潜血反応)(%) | 91.2 | 94.7 | 94.9 | 96.2 | 100 |
| 乳がん検診受診率(%) | - | 41 | 33.3 | 30.3 | 50 |
| 子宮がん検診受診率(%) | - | 36.4 | 28 | 31.7 | 50 |
具体的な取り組みについて
1.メンタルヘルスの推進
産業医・社内医療職・社外の産業保健メンタルヘルスコーディネーター(精神保健福祉士・臨床心理士等の有資格者)と連携し、職場環境改善やコミュニケーションの活性化を通じて、従業員のストレス低減およびメンタルヘルス不調の未然防止に取り組んでいます。また、心理的安全性の高い職場づくりを推進し、従業員一人ひとりが安心して能力を発揮できる環境の整備に努めています。
投資額:4,284(千円)(ストレスチェック除く)
効果評価:再発率の低減、職場復帰後の就業定着率の向上、ストレスチェックにおける「上司のサポート」評価の向上など、復職後の定着支援体制の改善がみられています。
①こころの健康チェック(ストレスチェック)
労働安全衛生法の施行以前からストレス調査を実施しており、ストレスチェックの集団分析結果を職場へフィードバックすることで、職場環境改善活動を推進しています。また、高リスク者に対しては個別面談を実施し、メンタルヘルス不調の早期発見・早期対応に努めています。
②職場環境改善の推進
職場力調査およびストレスチェックの結果を各職場へフィードバックし、職場環境の改善に取り組んでいます。総合健康リスク140以上の高リスク職場については、社外の精神保健福祉士による助言を受けながら改善計画を策定し、継続的なフォローを実施しています。また、管理職および従業員を対象に「健康でイキイキと働ける職場づくり」に関するアンケートを実施した結果、同僚との良好な関係、職場の雰囲気の良さ、相談しやすい環境が重要であることが分かりました。そのため、職場ミーティングにおいて「健康でイキイキと働ける職場にするために、自職場で明日からできること」をテーマに話し合いを行い、各職場で改善活動を推進しています。さらに、従業員と経営層が直接対話する機会を設け、コミュニケーションの活性化と職場課題の把握に努めるとともに、従業員の声を反映した改善活動を実施し、心理的安全性の高い職場づくりを推進しています。
③メンタルヘルス教育
保健師や精神保健福祉士による新入社員教育をはじめ、全従業員を対象としたセルフケア研修、管理職を対象としたラインケア研修および傾聴研修、メンタルヘルス不調予防研修を実施しています。従業員のメンタルヘルスに関する理解を深めるとともに、セルフケア力や管理職の支援力向上を図ることで、メンタルヘルス不調の未然防止に取り組んでいます。
| 年度 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|
| 参加率(%) | 99.3 | 96.7 | 96.7 |
| 理解度(5点満点) | 4.6 | 4.3 | 4.3 |
| 満足度(5点満点) | 4.1 | 4.2 | 4.1 |
| 年度 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|
| 参加率(%) | 100 | 100 | 100 |
| 理解度(5点満点) | 4.3 | 4.2 | 4.3 |
| 満足度(5点満点) | 4.1 | 4.0 | 4.1 |
④職場復帰支援制度の整備
心身の不調により長期休業した従業員が円滑に職場復帰できるよう、短時間勤務計画書や復職支援プランを活用した復職支援制度を整備しています。産業医、主治医、社外専門職、社内医療職、人事部門および職場が連携し、一人ひとりの状況に応じた支援を実施しています。また、外部リワークプログラムの活用や復職後の継続フォローを通じて、再発防止と安定した就業継続を支援しています。
⑤健康相談
産業医や社内医療職に加え、外部EAPを活用し、臨床心理士や精神保健福祉士による相談を受けられる体制を整備しています。気軽に相談できる環境を提供することで、メンタルヘルス不調の早期発見・早期支援につなげています。
2.健康保持・増進、生活習慣病の発症予防
健康診断後の再検査・精密検査受診勧奨をはじめ、高血圧や糖尿病等の脳血管疾患・心血管疾患につながる健康リスクの低減に取り組んでいます。また、健康診断結果や問診結果をもとに、デンソーグループ共通の「健康スコア」を活用し、一人ひとりの健康状態や健康行動を見える化することで行動変容を促進しています。健康スコアの活用を通じて、運動習慣の定着やBMI、血液検査値の改善など、健康意識の向上と健康保持・増進を推進しています。
効果評価:健康スコアの活用や各種施策の実施により、「定期的な運動習慣」の定着率が向上するなど、健康行動の改善がみられています。
①再検査・精密検査受診および重症化予防支援
定期健康診断の結果に基づき、再検査・精密検査対象者への受診勧奨を実施し、疾病の早期発見・早期治療および重症化予防に取り組んでいます。また、40歳以上の従業員を対象に眼底検査を実施し、緑内障などの眼疾患に加え、高血圧や糖尿病等に伴う健康リスクの早期発見に努めています。受診状況は定期的に確認し、必要に応じて保健指導や医療機関への受診を促しています。
②ヘルスリテラシー向上に向けた情報提供・教育
健康診断結果に基づく「健康スコア」の個人通知を実施し、自身の健康状態や健康行動の実践状況の見える化を図っています。また、毎月の健康情報配信、健康Webセミナー、医務室だよりの発行などを通じて、健康に関する知識の向上と主体的な健康づくりを支援しています。
③運動習慣の定着支援
ウォーキングイベントやウォーキングアプリを活用した取組を継続的に実施し、運動習慣の定着を支援しています。また、健康運動指導士による筋力トレーニングやストレッチ講習を実施し、ヘルスリテラシーの向上と行動変容を促進しています。さらに、WAFCAチャリティラン&ウォークへの協賛を通じて、健康意識の向上と地域社会への貢献を推進しています。
※WAFCA(ワフカ):車いすの提供を通じてアジアの障がい児の自立や生活の質の向上を目指し、活動する国際協力NGO
| 年度 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|
| 参加率(%) | 15.8 | 17.7 | 15.6 |
| 満足度(5点満点) | 4.0 | 3.7 | 3.8 |
| 投資額(千円) | 130.2 | 116.4 | 105 |
④食生活改善支援
朝食摂取の推奨や社員食堂でのヘルシーメニューの提供、栄養成分・カロリー表示を実施し、健康的な食生活を支援しています。また、食堂メニューアプリを活用し、自身の食事内容や栄養バランスを確認できる環境を整えています。さらに、骨密度測定会、体組成測定会、ベジチェックを実施するとともに、個々の測定結果に基づくアドバイスや、医務室だより・動画配信による情報発信を行っています。食生活改善に関するさまざまな取り組みを通じて、年間を通じた健康づくり活動を推進し、従業員の健康意識向上と行動変容を支援しています。
⑤卒煙支援・受動喫煙対策
屋内全面禁煙や構内における紙巻たばこ禁止などの受動喫煙対策を推進するとともに、卒煙講習会の開催、オンライン卒煙プログラムの活用、禁煙デーの実施や喫煙ルールの周知を通じて、卒煙支援および受動喫煙防止に取り組んでいます。
⑥生活習慣病予防・健康づくり支援
特定保健指導を就業時間内に実施するとともに、労働安全衛生法に基づく事後措置と一体的に運用することで、保健指導を受けやすい環境を整備しています。また、メタボリックシンドローム予備群を含む若年層に対しても生活習慣改善支援を実施し、生活習慣病の発症予防に取り組んでいます。早期から健康づくりを支援することで、健康的な生活習慣の定着を図っています。
投資額:2,119(千円)(デンソー健康保険組合の補助含む)
3.女性の健康支援
女性特有の健康課題や疾患に関する正しい知識の習得と、乳がん・子宮頸がん検診の受診促進を目的としたセミナーを実施しています。また、管理職向け研修を通じて、女性特有の健康課題に対する理解促進を図っています。
さらに、健康支援サービスアプリを活用し、婦人科専門医へのオンライン相談や健康情報の提供を行うことで、従業員が安心して働ける環境づくりを推進しています。また、関係会社と連携して巡回型の女性がん検診を共同実施し、受診しやすい環境を整備することで、受診率向上に取り組んでいます。
加えて、ブレストセルフチェッカーを活用し、乳房自己触診の習慣化を促すことで、乳がんの早期発見に向けた啓発活動を実施しています。
管理職向け女性の健康セミナー参加率:94.1%、理解度:4.8ポイント、満足度3.9ポイント(5ポイント満点)
4.がん予防
定期健康診断時のがん検診実施、人間ドックおよび各種がん検診の受診費用補助により、がんの早期発見・早期治療を支援しています。また、がん専門医によるセミナーの開催や啓発資料の配布を通じて、がん予防に関する知識の向上と受診促進に取り組んでいます。さらに、治療と仕事の両立支援を行い、総合的ながん対策を推進しています。
投資額:2,207(千円)(デンソー健康保険組合含む)
5.育児・介護・治療と仕事の両立支援
育児、介護、長期的な病気治療など、個人が抱える課題と仕事の両立を図るため、労使にて構成するwith work推進委員会を設置し、両立支援につながる制度の検討・導入を行っています。また、管理職向けの両立支援教育や、全従業員を対象とした仕事と介護の両立に関するセミナーを実施し、理解促進と職場風土の醸成に取り組んでいます。
また、治療と仕事の両立支援では、通院等に活用できる時間単位年次有給休暇制度を整備するとともに、療養中から復職後まで継続した支援を実施しています。産業医、保健師、人事部門、職場が連携し、本人の健康状態や治療状況に応じた就業配慮や職場復帰支援を行うことで、安心して働き続けられる環境づくりを推進しています。
管理職向け仕事と育児セミナー参加率:96.7%、理解度:4.4ポイント、満足度:4.1ポイント
管理職向け仕事と介護セミナー参加率:96.7%、理解度:4.3ポイント、満足度:4.1ポイント
6.ワークライフバランスの推進
従業員一人ひとりが健康でイキイキと働き、長く働き続けたいと思える職場づくりを推進しています。有給休暇の取得促進に継続的に取り組み、休暇を取得しやすい職場風土の醸成と取得日数の向上を図っています。また、長時間労働の抑制に向けて労働時間を適切に管理するとともに、管理職については健康管理時間(残業相当時間)の把握を行っています。過重労働が懸念される従業員に対しては、産業医や医療職による面談を実施し、健康障害の予防に努めています。さらに、業務の効率化や生産性向上を推進しながら労働時間の適正化を図り、仕事と生活の調和が取れた、働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|---|
| 有給休暇平均取得日数(日/年) | 15.2 | 16.7 | 16.4 | 17.1 |
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|---|
| 平均勤続年数(年) | 16.5 | 17.0 | 18.1 | 19.1 |
| 年度 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|---|
| 平均月間残業時間(h/月) | 18.3 | 18.0 | 21.4 | 19.0 |
7.感染症対策
従業員の健康維持と事業継続の両立を目的に、感染症対策に関する基本方針および対応マニュアルを策定し、感染予防と感染拡大防止に取り組んでいます。新型コロナウイルス感染症への対応においては、感染状況に応じた情報発信や職場での感染防止対策、体調不良者への対応などを実施し、従業員の安全確保と事業継続に努めてきました。これらの経験を活かし、現在も感染症発生時に迅速かつ適切な対応が取れる体制を整備しています。また、インフルエンザについては社内での予防接種の実施および接種費用の補助を行い、従業員が予防接種を受けやすい環境を整備しています。風しんについては、定期健康診断時に希望者を対象とした抗体検査を実施するとともに、予防接種費用の補助を行っています。今後も新たな感染症の発生や感染拡大に備え、基本方針および対応マニュアルに基づくリスク管理を継続し、従業員が安心して働ける職場環境の維持に努めていきます。
8.関係会社との連携・支援効果
近隣の株式会社ポテトデリカと連携し、健康経営の推進を支援しています。女性がん検診では、当社が実施する巡回健診を活用した受診機会の提供や運営支援を行うとともに、女性の健康に関する情報提供や啓発活動を実施しています。また、健康増進を目的としたヨガイベントの共同開催を予定するなど、健康づくりの取組を連携して進めています。さらに、健康経営の推進体制づくりや施策の企画・評価方法、情報発信の進め方などについて情報共有を行い、同社における健康経営の定着と継続的な活動を支援しています。今後も相互に連携しながら、従業員の健康保持・増進に取り組んでいきます。
健康経営に関する認定について
2026年3月9日付けで経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人」に9年連続で認定されました。
2026年1月30日付けでスポーツ庁が選定する「スポーツエールカンパニー」に3年連続で認定されました。
2025年12月19日付で、厚生労働省より「プラチナくるみん」に認定されました。
