
キャリア座談会#03:仕事を拡げる
部署を越えて広がる新たな視点。
対話と連携で深まる、仕事の可能性。
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経理サービス室 経理2課
2019年入社 S.K
地方銀行での法人営業経験を経て入社。海外給与計算を担当後、現在はグループ会社の決算業務を担当。
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グループ給与サービス室 給与計算課
2016年入社 H.F
新卒入社後、住居支援課で転勤者向け住居手配業務を経て、現在はグループ会社の給与計算業務を担当。
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デンソー給与サービス室 海外給与課
2017年入社 N.I
新卒入社後、国内給与計算と社会保険管理業務を経て、現在は海外勤務者の給与計算業務を担当。
テーマ01
入社後、さまざまな業務を経験される中で得られた気付きや学び、そして現在の担当業務についてお聞かせください。

私は地方銀行での営業職を経験してきました。仕事は充実していたものの、業務の特性上どうしても生活との両立が難しい面もありました。ワークライフバランスを重視できる仕事を探していて転職しました。
最初の配属先では、海外勤務者の給与計算を担当。所得税が課税されない海外勤務者と、日本の勤務者との税金負担の公平性を保つための給与計算などを行っていました。現在では経理サービス室に異動し、グループ各社の決算書作成などを担当しています。これまでとはまったく異なる知識が必要な業務ですね。
最初の配属先では、海外勤務者の給与計算を担当。所得税が課税されない海外勤務者と、日本の勤務者との税金負担の公平性を保つための給与計算などを行っていました。現在では経理サービス室に異動し、グループ各社の決算書作成などを担当しています。これまでとはまったく異なる知識が必要な業務ですね。

私は人事職の「縁の下の力持ち」という役割に魅力を感じ、興味を持ったことがきっかけで入社しました。
住居支援課では、全国各地のデンソーの転勤者に向けた住居サポートを担当しました。社宅や寮の手配が主な業務で、不動産会社との調整や転勤者からの問い合わせ対応、家賃の支払い管理、転勤者から給与控除する住居使用料の算出など幅広くたずさわりました。その経験を経て、新たなフィールドに飛び込もうと、現在はグループ給与サービス室に異動。主に、グループ会社の給与計算業務にあたっています。
住居支援課では、全国各地のデンソーの転勤者に向けた住居サポートを担当しました。社宅や寮の手配が主な業務で、不動産会社との調整や転勤者からの問い合わせ対応、家賃の支払い管理、転勤者から給与控除する住居使用料の算出など幅広くたずさわりました。その経験を経て、新たなフィールドに飛び込もうと、現在はグループ給与サービス室に異動。主に、グループ会社の給与計算業務にあたっています。

私は在学中から、プログラミングや料理などカタチになるものを作ることに興味があったんです。就職活動では製造業の事務職を中心に探していたところ、食堂が充実していることや、働く人のモチベーションを大切にしている雰囲気が決め手になりましたね。
配属後は国内給与計算を担当することに。その後、徐々に担当範囲が広がり、社会保険の管理やデンソーの新卒・キャリア採用の方々への入社時教育なども任されるようになりました。現在は海外給与課に異動し、海外勤務者の給与計算の業務を担当しています。
配属後は国内給与計算を担当することに。その後、徐々に担当範囲が広がり、社会保険の管理やデンソーの新卒・キャリア採用の方々への入社時教育なども任されるようになりました。現在は海外給与課に異動し、海外勤務者の給与計算の業務を担当しています。

S.Kさん、銀行からまったく異なる給与計算の仕事に転身されて、最初は大変だったのではないですか?

そうですね。一人では難しい仕事でしたが、先輩方から仕事の考え方をしっかりと教えていただき、着実に経験を積むことができました。経理サービス室への異動も自分から希望したんです。さまざまな部署の業務を理解できる人材が必要だと感じましたし、さまざまな部署を経験することで発言の説得力も増すと考えたからです。

私の場合は上司からの提案で海外給与課への異動となりました。国内給与とは異なる知識が必要で、これまでの経験が活かしにくい部分も多いのですが、新しい分野での専門性を身に付けていければと思っています。

私は入社当初からさまざまな部署を経験したいという思いがあって。住居支援課での学びを活かしながら、より多くの経験を積みたいという前向きな理由で異動を希望しました。お二人のお話を聞いていても、異動を通じて新しい経験を積むことの大切さを感じますね。
テーマ02
仕事の広がりを感じた経験や、新たな環境で生じた課題に対する取り組みについて、印象に残っているエピソードをお聞かせください。

海外勤務者の給与計算では、さまざまな課題解決に取り組みましたが、とくに印象深いのはコロナ禍での対応です。海外赴任者の一時帰国という前例のない事態で、海外人事担当と議論を重ねました。
コロナ禍では、通常の海外赴任手当に加えて、一時帰国に伴う住居費や通信費など、新たな手当を検討する必要があったんです。個々の状況に応じて適切な手当を判断していく作業は想像以上に骨が折れました。
コロナ禍では、通常の海外赴任手当に加えて、一時帰国に伴う住居費や通信費など、新たな手当を検討する必要があったんです。個々の状況に応じて適切な手当を判断していく作業は想像以上に骨が折れました。

私も似たような経験がありますね。転勤者向けの制度改定があり、諸手当や住居補助の内容を見直すことになりまして。約1年前から準備を始め、関係者との打ち合わせを重ねていきました。答えの見えない中で自ら方向性を見出していく必要があり、主体的に物事を進めることの難しさを実感しました。

お二人とも大きな制度改革にたずさわってこられたんですね。私も年末調整業務の効率化という大きな改善に取り組みました。扶養家族の確認作業を、従来の紙ベースの手作業からデータベースを使用したシステムに移行させたんです。
先輩と二人体制となって半年かけて構築しました。データの入力や確認作業が自動化でき、作業効率を大幅に向上できました。
先輩と二人体制となって半年かけて構築しました。データの入力や確認作業が自動化でき、作業効率を大幅に向上できました。

私も事務品質向上のプロジェクトリーダーとして、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用した業務自動化を実現できました。RPAは定型的な業務を自動的に処理してくれる技術なんですが、同僚へのヒアリングを重ねながら導入を進めました。

そうなんですね。以前は自分で解決策を探ることが多かったのですが、今の海外給与課では、周囲に相談しながら進められる環境にあります。自分の成長やチームワークの向上につながっていると感じますね。

私も給与計算という新しい分野では、マニュアルの一つひとつを丁寧に確認しながら、作業の本質を理解しようと心がけています。仕事が変わると初心に戻ることができるので、新鮮な気持ちで学べることが多いですね。

新しい分野での挑戦は、業務内容だけではなく組織風土の違いにも気付かされますね。海外給与では「みんなで問題を解決していこう」という文化だったんですが、経理部門は個人の専門性を重視する傾向があるんです。

なるほど。そういえば私も給与計算に異動して、新しい環境での仕事の進め方に最初は戸惑いましたね。でも、その違いを知ることで視野が広がる気がします。

私も同感です。海外給与では、国内給与とは異なるアプローチが必要で、最初は戸惑いましたが、その経験が自分の成長につながっていると感じます。

そうですね。専門性を高めながらも、分からないことをみんなで解決していくような雰囲気も作っていけたら良いなと感じます。
テーマ03
仕事の幅を広げながら成長できる環境や、部署を越えた連携など、デンソーシェアードサービスならではの魅力と、これからの可能性についてお聞かせください。

私は、さまざまな分野にチャレンジできる環境に魅力を感じています。デンソーシェアードサービスは組織が柔軟で、新しい意見を積極的に取り入れる風土。社員のさまざまな意見を形にしていける環境があります。とくに社長とも1on1で対話をしながら、率直に意見を交わせる関係性が築けていますね。

異動を経験して気付いたのですが、各部署のつながりって本当に面白いんです。この数年で会社の一体感が増して、部署を越えた連携もしやすい環境になってきたと感じます。

そうですね。私も海外給与から経理に異動して、改めて業務のつながりの大切さを実感しています。それぞれの部署での経験が、新しい視点につながり、専門性を高めることにもなっていくんですよね。

まさに私も、そんな経験がありました。住居支援課では給与控除処理の前工程である住居使用料の算出をしていましたが、給与サービス室ではその先の給与控除処理をしています。同じ業務でも違う角度から見ることで、仕事の全体像がよく見えてくるんです。それに、部署を越えた意見交換の場も定期的に設けられていて、お互いの業務について理解を深めたり、改善のアイデアを出し合ったりする機会がありますよね。こういった取り組みが、デンソーシェアードサービスの一体感を高めているように感じます。

最近は、社内の人とのつながりも深まっていますし、みなさんが気さくにコミュニケーションを取り、和やかな雰囲気で仕事ができていますよね。
私も今の海外給与の業務では日々新しい発見があり、とても充実しています。将来的には、この経験も活かしながら、さらに視野を広げていければと考えているんです。そういった思いも柔軟に受け止めてもらえるのがうれしいですね。以前は自分の部署の仕事だけを見ていましたが、今では他部署との関わりを通じて、仕事の幅も視野も広がってきたと感じています。
私も今の海外給与の業務では日々新しい発見があり、とても充実しています。将来的には、この経験も活かしながら、さらに視野を広げていければと考えているんです。そういった思いも柔軟に受け止めてもらえるのがうれしいですね。以前は自分の部署の仕事だけを見ていましたが、今では他部署との関わりを通じて、仕事の幅も視野も広がってきたと感じています。

新しいことに挑戦したい人には、デンソーシェアードサービスはとても魅力的な環境だと思います。それを支援してくれる人たちがいるのが、この会社の良いところですよね。これからも社員一人ひとりの可能性を広げていける会社になっていくと思います。
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