
キャリア座談会#04:仕事の両立
仕事と家庭の両立を支える、柔軟な職場環境。
理解と支援の輪で働きやすさの実現へ。
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ライフサポート室 福利サービス課
1998年入社 T.K
デンソーから出向後、カフェテリアプランや団体保険の企画・運営など福利厚生業務を担当。大学生の娘1人がおり、フルタイム勤務。
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デンソー給与サービス室 海外給与課
2010年入社 Y.K
科学機器商社を経て入社し、現在は海外出向者の給与計算を担当。中学1年生と小学4年生の娘を育てながら時短勤務を行う。
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グループ給与サービス室 給与計算課
2009年入社 H.M
介護・福祉関連企業を経て入社し、給与計算業務を担当。小学6年生の息子と2年生の娘を育てながらフルタイム勤務。
テーマ01
仕事と家庭を両立しながら働くみなさん。まずはそれぞれ、デンソーシェアードサービスへ入社されたきっかけや現在までにたずさわってきた業務内容についてお聞かせください。

私は新卒でデンソーに入社して、まずは西尾製作所に配属されました。最初に担当したのは、製作所の福利厚生業務全般でした。その後、出向となり本社へ異動し、会社保養所の企画・運営を担当。当時、会社保有の保養所の利用率を向上するプロジェクトが立ち上がったんです。私もプロジェクトに参加し、施設リニューアルやHP・WEB予約の導入、利用者を増やすための企画活動を行いました。
また、女子バレーボール部「デンソーエアリービーズ」や女子ソフトボール部「ブライトペガサス」の事務局も経験。ファンクラブの運営や遠征、応援団の取りまとめなどたずさわりました。
カフェテリアプランの企画・運営を担当していたときには、申請のデジタル化を図るなど、利便性を高める取り組みも行いました。現在は、デンソーグループ従業員向けの団体保険などの分野を担当しています。
また、女子バレーボール部「デンソーエアリービーズ」や女子ソフトボール部「ブライトペガサス」の事務局も経験。ファンクラブの運営や遠征、応援団の取りまとめなどたずさわりました。
カフェテリアプランの企画・運営を担当していたときには、申請のデジタル化を図るなど、利便性を高める取り組みも行いました。現在は、デンソーグループ従業員向けの団体保険などの分野を担当しています。

私は工学部出身で、科学機器・計測機器を取り扱う専門商社で営業職として働いていました。大学や研究機関、企業の研究室への営業活動が主な業務で、忙しくしていた当時は仕事中心の生活を送っていました。
「将来は結婚して子どもを持ちたい」という将来設計もあったため、汎用的なスキルが身に付く事務職での転職を決意したんです。その後、デンソーシェアードサービスへ入社。給与計算や、グループ会社に出向した従業員の労務費請求などの業務を担当しました。現在は海外出向者の給与計算を担当しています。
「将来は結婚して子どもを持ちたい」という将来設計もあったため、汎用的なスキルが身に付く事務職での転職を決意したんです。その後、デンソーシェアードサービスへ入社。給与計算や、グループ会社に出向した従業員の労務費請求などの業務を担当しました。現在は海外出向者の給与計算を担当しています。

私は農学部出身で、卒業後は介護・福祉関連サービスを展開する企業の愛知拠点で働いていました。総合職として採用されましたが、人手不足の影響から、ヘルプとして介護の現場に出ることも多かったですね。
結婚を機に転職を考えていた時期が、ちょうどリーマン・ショック直後。転職活動が難航していたところ、紹介予定派遣を受ける機会がありました。夫もデンソーで働いていたこともあって、休暇を合わせられるという点も魅力だったんですよ。
入社以来、産休・育休も挟みながら長いこと給与計算の業務を担当しています。今では周りから業務に関する相談をしていただくことも多くなってきました。
結婚を機に転職を考えていた時期が、ちょうどリーマン・ショック直後。転職活動が難航していたところ、紹介予定派遣を受ける機会がありました。夫もデンソーで働いていたこともあって、休暇を合わせられるという点も魅力だったんですよ。
入社以来、産休・育休も挟みながら長いこと給与計算の業務を担当しています。今では周りから業務に関する相談をしていただくことも多くなってきました。

つまり、お二人ともまったく分野の異なる業界に飛び込んだんですね。その当時は、大変だったのではないですか?

営業職から事務職への転換でしたが、とくに不安はありませんでしたね。事務職として培ったスキルは、すべて入社後に教えていただいたものばかりです。

私も。給与計算は細かい作業が求められるから「自分にできるかな」と少し心配していましたが、周りの方々の手厚いサポートのおかげで乗り越えられました。

それにしても、T.Kさんがたずさわってきた業務はかなり幅広いですね。遠征や企画の仕事、とても楽しそう!

そうそう。自ら希望したわけではなかったですが、上司や周囲の方々に恵まれて、異動するチャンスを何度もいただけたことは、やっぱりうれしかったな。
テーマ02
働き方やお子さんの年齢も異なりますが、それぞれ仕事と育児をどのように両立されてきたのでしょうか。工夫していることや、活用した制度についてお聞かせください。

子どもが小さい頃は発熱などで保育園から急に連絡が入ることも多くて…。夫婦で「今からお迎え行ける?」と調整しながら対応していました。それでもフルタイムで働き続けていましたが、小学生に進学したばかりの頃は少し大変だったような記憶があります。

私も小学校に進学した時期が一番大変だったかな。下校が早いので時間との戦いでした。今は子どもたちがそれぞれ中学1年生と小学4年生なので、時短勤務とフレックスを組み合わせて活用しています。

私の場合は働いていたいタイプなので、あえて時短勤務ではなくフルタイム勤務を選びました。それもあって、子どもが体調不良のときの対応は本当に大変だった。

最近はコロナ禍以降、在宅勤務ができるようになって、仕事と子育ての両立もずいぶん変わりましたよね。

そうなんです。以前であれば子どもの看病のためには終日欠勤や有休の選択肢しかなかったけれど、今は在宅で様子を見ながら仕事ができる環境になって。在宅勤務の制度自体は昔からあったものの、実際に利用する方が急激に増えたのはコロナ禍以降でしたよね。
在宅勤務や時短勤務など、勤務できる時間が限られているからこそ、仕事の優先順位を付ける能力が格段に上がった気もする。タイムリミットを意識しながら、「これは今日じゃなくても大丈夫」という判断ができるようになったというか。
在宅勤務や時短勤務など、勤務できる時間が限られているからこそ、仕事の優先順位を付ける能力が格段に上がった気もする。タイムリミットを意識しながら、「これは今日じゃなくても大丈夫」という判断ができるようになったというか。

たしかに。同時に、「頑張りすぎない」ことも大切かもしれない。できないときは「できない」と早めに伝えて相談する勇気も必要ですよね。

その通りです。子育て中の女性が多い職場環境だからこそ、今は「助け合おう」という雰囲気や働きかけがありますよね。

最近は男性も育休を取得したり、子どもの発熱で早退したりすることが普通になってきているしね。私も本当に大変なときは、お願いできることは職場の仲間を頼っていました。

周りの理解があってここまで続けてこられたんだなと思います。私の場合は、両親の協力も大きかったですね。夫の両親や、近くに住む私の両親のサポートを受けながら、今でも両立できています。

うちの子も大学生になりましたが、小学生の頃に時短勤務への転換を検討していたところ、「お母さんはそのままでいいよ」と私がフルタイムで働くことに対して理解を示してくれたことがありました。当時は残業や出張もありましたが、昔と比べると今は制度も充実してより働きやすくなりましたね。
テーマ03
これまでの経験を活かして、どのような職場づくりを目指していきたいですか。それぞれの今後の働き方の展望もふまえてお聞かせください。

私の目標は、担当者が変わっても一定の品質を保てる仕事の仕組みを作ることです。経験年数に関係なく、誰がやっても100点が取れる業務の仕組みを作りたい。そうすれば、育児との両立もしやすくなるはずです。

そうですね。働きやすい環境づくりの第一歩かもしれません。

私も同感です。それにフレックスタイムや在宅勤務、育児休業など、制度面はかなり充実していますよね。介護休暇など、独自の制度も整っていますし。

一方で、在宅勤務は便利ではありますが、仕事も家庭も同時にこなそうとしてしまうと、結果的に「どちらも専念する時間が取れない」ということもあるかもしれません。たとえば必ず月初の繁忙期にある入学式のような学校行事は、みんながきちんと休暇を取って参加したいですよね。後輩たちにも「入学式だから休もうよ」と言い合える職場の雰囲気づくりを大切にしたいよね。

たしかに。私も子育てが一段落した今となっては、仕事だけに全力を注ぐというよりも、「仕事を楽しみながらプライベートも充実させていきたい」と思っているんです。なので、これからは私が上司に作っていただいたような働きやすい環境を、次の世代にもつなげていく役割ですね。これまでの経験を活かして、子育て中の後輩たちをしっかりフォローしていければと思います。

時短勤務でフレックスタイムが使えるのも、デンソーシェアードサービスならではの制度ですよね。上司の理解も深くて、「今はこれができない」という状況も受け入れてもらえます。社長から室長、課長まで役職を問わず、だれにでも相談できる。そういう雰囲気を大切にしながら、さらに働きやすい職場にしていけたらいいなと思います。

そうですね。理解のある職場づくりに向けて、私たちも積極的に関わっていきたいと思います。
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