人事の新システム導入をサポート。
バックオフィス領域のスペシャリストに。

  • グループ会社給与室 給与計算課

    2021年入社 Y.G

    大手セラミックメーカーの新規事業開発部門に参画。現在はグループ会社の給与計算業務を担当。

  • グループ会社給与室 デンソーシェアード推進課

    2023年入社 S.K

    大手鉄道グループ会社にて会計・給与計算業務に従事。現在はグループ会社の給与計算業務を担当。

テーマ01

「デンソーグループに向けた新システムの導入経験」をテーマにお話を伺っていきます。まずは入社に至った経緯についてお聞かせいただけますか?

Y.G
私は大学を卒業後、新卒で大手セラミックメーカーに就職しました。新規事業開発部門に配属となり、主に進捗管理、マーケティング、アイディア出し、事業計画作成などの業務を担当。そちらで約3年間の経験を積み、業界・業種問わず活躍できる「バックオフィス領域のキャリア形成」を目的にデンソーウェル(現デンソーシェアードサービス)へ転職しました。
S.K
私はY.Gさんとは異なり、バックオフィス領域がキャリアのスタート地点でした。大学卒業後、新卒で従業員300人規模の大手鉄道グループ会社に就職。転職までの約5年間で会計・給与計算業務の経験を積み、最後の1年は大規模な新システム導入に関わることができました。30歳を節目に「より大きな会社規模で経験を積みたい」という思いが芽生え、デンソーシェアードサービスへ転職しました。
Y.G
転職活動を進める中で、やはりデンソーグループという安定性・成長性も決め手になりましたね。また、当時のデンソーウェルは私のようなバックオフィス領域未経験者の採用にも積極的。幅広い知識・スキルを持ち合わせた専門人材が在籍している会社だからこそ、これまでの経験を活かしたキャリア形成を実現できます。
S.K
財務や経理といった間接部門をグループ会社に提供する、シェアードサービスという業種は世の中にそう多くはありません。専門性が高く、唯一無二の経験が積めるという点も魅力に感じました。

テーマ02

入社後、それぞれが「新システムの導入プロジェクト」に参画されています。どのような経緯で担当することになったのでしょうか?

Y.G
入社直後は、数社のグループ会社に対する給与計算業務を経験させていただきました。そして2022年4月にグループ会社各社の年末調整オンライン申請化を目的とした、「年末調整電子申請システム」導入プロジェクトに参画しました。
S.K
私もY.Gさんと同じく、入社直後はグループ会社の給与計算業務を担当。業務自体は前職と大きな違いはありませんが、グループ会社によっては従業員3000人以上の規模になるため、「働き方」「休み方」のバリエーションに応じた処理の複雑さに驚きましたね。

それらの業務と並行して、従業員情報の変更手続きをシステム化する「人事申請システム」の導入プロジェクトに参画。複数のグループ会社に対する導入サポートを担当させていただきました。
Y.G
これら新システム導入の動きは、デンソー変革プラン「Reborn21」の推進によってグループ全社で進められています。「年末調整電子申請システム」はコスト低減、「人事申請システム」はグループ全体の業務標準化と発端は異なりますが、どちらもデンソーグループの新たな価値創出を目指す重要なプロジェクト。

「年末調整電子申請システム」の導入は、これまで紙で運用されてきた年末調整の申請を“デジタルに置換する”という点でイメージが湧きやすいと思います。一方で「人事申請システム」の導入はグループ会社ごとの人事管理フローを新たに構築する必要があり、それだけに難しさを感じたことも多かったのではないでしょうか?
S.K
そうですね。標準化を実現するにはグループ会社が抱える“個別の事情”と向き合って、最適な形を模索しながらシステム導入をサポートする必要があります。単に従来システムの置き換えを進めていくということではなく、「なぜ、人事申請システムを導入する必要があるのか」「この人事申請システムを導入することでどんなメリットがあるのか」などを丁寧に説明するなど、各社との意思疎通を何よりも心がけました。
Y.G
グループ会社の“個別の事情”を汲み取ることは大切で、会社ごとの特色やそれぞれのプロジェクトで上がってきた要望は必要に応じて当社内で共有し、デンソーシェアードサービスが一体となってプロジェクトを進めていくべきシーンもあるでしょう。グループ会社ごとの方針、文化など、それぞれのニーズを汲み取りながら課題解決に向けて伴走できるところも、当社の強みだと考えています。

テーマ03

新システムの導入効果について教えてください。また、今後はどのような目標を立てられているのでしょうか?

Y.G
「年末調整電子申請システム」の導入前は、当社側では各種申告書のデータ作成・印刷・発送、グループ会社側では従業員一人一人への各種申告書の配付といったアナログ的な業務工数が発生していました。オンライン申請の実現によってそれらの業務が削減・撤廃されたのと、人的ミスの要因を限りなく低減できたことは大きな成果ではないでしょうか。
S.K
「人事申請システム」を導入後、「住所」「家族」といった情報変更を従業員が持つスマホで申請できるようになりました。それによって、人事部の業務コストが25〜40%削減。共に導入を進めていた人事担当の方だけではなく、従業員の方からも「楽になったよ!」と声をかけていただけたのはうれしかったですね。
Y.G
私たちが進めるデジタル化に起因する「コスト低減」「業務標準化」はグループ会社にとってはもちろん、その一員でもある当社に対しても価値を生み出します。グループ会社の間接部門に変革をもたらすことで、当社内の業務も整理され、より効率的で、質の高いシェアードサービスの提供につなげられる。そのためにデンソーシェアードサービスは一丸となって、グループ各社のデジタル化に伴走し続ける姿勢でいます。
S.K
冒頭にも話しましたが、私は「より大きな会社規模で経験を積みたい」という理由で転職を決めました。入社して早い段階からデンソーグループと関わりを持てる仕事を任せていただき、人事部門のデジタル化を伴走できるポジションにやりがいを感じています。

これまで、約10社のグループ会社に対して「人事申請システム」の導入をサポートさせていただきました。振り返ると、各社の事情や課題はまさに“十人十色”で同じケースはありません。今後もさらに多くの経験を積んで、デンソーシェアードサービスの価値を高められる存在になりたいですね。
Y.G
S.Kさんが言うように「経験を積む」という点では、これ以上ない環境だと思います。バックオフィス領域未経験で入社した私も、周囲の支えがありながら半年で新システム導入プロジェクトのチームリーダーを任せていただけるようになりました。これまではプロジェクト推進を経験してきたので今後は給与業務の知識を深め、給与領域のスペシャリストになりたいと考えています。

経理部門・人事部門・総務部門のデジタル化はデンソーグループだけではなく、今まさに社会全体で取り組みが加速している分野だと思います。より大きな規模で、より濃密な経験を重ねながらバックオフィス領域のスペシャリストに成長したい方は、ぜひデンソーシェアードサービスに来ていただけるとうれしいです!

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