第2章(1999~2010年)成長への意志が「優秀」と「最高」の差となる

3. ヨーロッパの法令順守で顧客をサポート、信頼と信用の基礎

(4) DNINの事業拡大: 「変化・挑戦・創造」の指針とハリドワールにおける第2工場の設立

1999年 変化、挑戦、創造(3C)の指針が発行される
「変化・挑戦・創造」 ― DNINカルチャーのキーワード

DNINは新たなチャンスをつかんで志を高く保つ決意を固めた。そしてすぐに再建に着手し、最終的に全員に利益をもたらす種をまき始めた。「最適結果アプローチ」が採用され、Change、Challenge、Creative(変化・挑戦・創造)の3C指令が発せられた。

変化
「変化がなければ成長はない。成長がなければ本当に生きているとは言えない」
マインドの変化

1999年には社員の意識を変え、挑戦的で創造的な視点を養うために、DNINで研修部門が設立された。設備の整った研修センターでは、姿勢、自発性、チームワーク、その他のスキル向上の分野で、体系化された研修が実施された。

挑戦
革新的経営

グローバルな大企業の登場により、世界的に有名な顧客がより高品質な製品を求めるようになった。競争と挑戦の時代だった。DNINでは顧客満足のために生産性を高めるべく、核心的な事業強化の方法や変革実践の手法に幅広く着手した。

創造
改善

私たちは革新的発想の力を信じており、改善部門が新設されたのはそのためである。すべての社員が仕事ぶりを少しずつ改善するように奨励され、それが正当に評価された。このようにして、コスト削減と時間管理の実践に積極的に参加する感覚が生み出された。

DNINの旅は続く
DNIN-環境認証
DNIN-環境認証

環境管理活動に注力:
2000年 DNINプラントIで初めての環境週間を開催
ISO 14001認証を会社全体で実施した活動に基づき取得

同時にスキル向上を強化:
2000年 初めての参加と3つの地域および全国技能競技大会での銅メダル受賞(CII主催)

2000年 課題の中でのレジリエンス
T.I.E(総合工業技術)の概念導入、2001年にはT.P.M.(総合生産性保全)の導入が続いた。これにより2000年にTKM優秀パフォーマンス賞をDNINが授与した。

2003-DNIN-新技能訓練センター
2003-DNIN-新技能訓練センター

2001年DNIN ― 初めてのファミリーフェスティバル「Famfest」
2003年DNIN ― 新食堂 ― 1月
2003年DNIN ― 新しい技能訓練センターが完成 ― 7月

2002年 3C+情熱の指針発行
2003年 ゼロエミッションステータスの宣言
2004年 デンソー社長賞(年間最高賞)を受賞。すべてのメンバーが会社への帰属意識を持って働いた結果として受賞。

2006-DNIN-VIP訪問
2006-DNIN-VIP訪問

2005年 スズキ2W ACG事業開始、深谷 紘一(当時のデンソー社長)の訪問、DNINがデンソー社長賞を受賞

2008-DNIN-第2工場設立、ハリドワール
2008-DNIN-第2工場設立、ハリドワール

2008年 ハリドワールにDNIN第2工場を設立。100%女性従業員を直接雇用する工場として設立。

2008年5月 HMCLへの初出荷
2010年 製品技術の向上 4ポール→マルチポールモデル(KWHF)の成功裏に導入
2011年 製造業におけるポカヨケの強化(バーコードスキャナー)によるSMTの導入

2013年 電子部品における複数顧客の導入(HMCL & HMSI)
輸出モデルを新しい顧客(ヤマハ-インドネシア)に導入