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コンプライアンス / リスク管理 / CSRマネジメント

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基本的な考え方

デンソーグループは、社会から信頼・共感されるための基盤は、各国・地域の法令順守はもちろん、グループ社員一人ひとりが高い倫理観を持って公正・誠実に行動することと考えています。そして、コンプライアンスとは、法令順守に留まらず「ステークホルダーの期待に応えること」と捉え、すべての行動の礎に位置づけています。
この認識のもと、2006年に社員一人ひとりの行動規範を明示した「デンソーグループ社員行動指針」を制定し、研修や職場懇談会などにおいて、社員のCSR意識啓発に活用しています(国内グループを含む)。また海外グループでも、地域本社が各国・地域の法令・慣習を反映した「地域版 社員行動指針」を作成し、コンプライアンスの徹底に努めています。

「デンソーグループ社員行動指針」の主要項目

1. デンソーグループの一員として
社会に果たすべき役割/誠実さを信頼の礎に/法令・倫理の順守
2. 生き生きとした職場をめざして
理念・価値観の理解・自己成長/人権尊重・コミュニケーション・プライバシー/心身の健康維持・安全衛生/職場の秩序・風紀の維持/公私のけじめ
3. あらゆるお客様の信頼と期待に応えるために
感謝の気持ち・うれしさとやさしさ・迅速・誠実な対応/法令順守・グローバルマインド/自由・公正な競争に基づく取引
4. 仕入先様との共存共栄をめざして
独禁法・下請法などの競争関係法および仕入先様や系列サービス店との契約条件の順守/知的財産の相互尊重
5. 株主様の信頼と期待に応えるために
会社資産の適正運用・リスクの未然防止/適正な会計処理/インサイダー情報の管理
6. 社会と共生するために
地球環境保護・保全の行動/社会貢献活動への参加/反社会的勢力への対応・官公庁との対応/自動車産業の一員として

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  • 2 リスク管理

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基本的な考え方

デンソーグループはグローバルな事業展開に伴い、多様化するリスクを最小化すべく、内部統制の一環としてリスク管理の充実・強化に取り組んでいます。具体的には、経営被害をもたらす恐れのある事柄を「リスク(まだ現実化していない状況)」と「クライシス(現実化した緊急事態)」に区分し、事前にリスクの芽を摘む未然防止、クライシスが発生した場合に被害を最小化する迅速・的確な初動・復旧対応に注力しています。

推進体制

生命・信用・事業活動・財産に影響を及ぼす恐れのある55のリスク項目を選定して各項目ごとに主管部署を設置。平時におけるリスク管理体制・仕組みの継続改善と浸透活動、クライシス発生時(有事)の初動対応を「リスク管理会議」で推進する体制を敷いています。さらに、事態の大きさや緊急度によって専門の「対策組織」を編成し、被害の最小化に向けた機動的な対応を可能としています。

また、国内外の連結マネジメント会社および当社が筆頭株主であるグループ会社でも、各社のCSRリーダーが株式会社デンソーの主管部署や海外の地域本社のサポートのもと継続的なレベルアップを図っています。

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  • 3 CSRマネジメント

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基本的な考え方

デンソーグループは、基本理念の中で「世界と未来をみつめ 新しい価値の創造を通じて 人々の幸福に貢献する」ことを使命として掲げています。
これを実現するには、多くのステークホルダーと価値観を共有しながら連携・協力していくことが不可欠であり、その基盤となるのが「社会から信頼・共感される企業行動」です。これを世界中で事業活動を行うグループ会社が実践していくため、2006年4月、「デンソーグループ企業行動宣言」を策定し、ステークホルダーへの責任を明らかにしました。この考えに基づいて策定した長期経営方針「デンソーグループ2020年長期方針」では、CSR(企業の社会的責任:Corporate Social Responsibility)を経営の中核に据え、事業活動を通じた持続可能な社会づくりへの貢献に取り組んでいます。

推進体制

2006年に社長を議長とする「CSR推進会議」(事務局:経営企画部)を設置し、活動の基本方針を審議・検討しています。CSR推進会議は、年2回開催し、CSRマネジメントの方向づけ・意思決定および活動の進捗状況の確認を行っています。
また、職場・グループ会社のCSR牽引役として、各部・各社に1名ずつCSRリーダーを選任し、CSRの浸透・定着を図っています。

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