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デンソーグループ中期方針(2015~2018年度) ―2018年中期方針―

特集 FEATURE 2018年中期方針 新たな価値創造を目指して

当社は、2013年4月に策定した「デンソーグループ 2020年長期方針」に従い、長期的なありたい姿を視野に入れた上で、2018年を達成年度とする中期方針と推進テーマを策定しました。新中期方針では、引き続きグループ全体で環境負荷・交通事故の低減にこだわり、従来からの活動をより進化させることで、持続的な成長を目指します。

位置付け

企業理念 デンソー基本理念 長期方針 2020年長期方針 中長期戦略・活動施策 2015年中期方針 2018年中期方針 デンソースピリット

  • 足下の環境認識(策定の背景)
  • 2018年の目指す姿
  • 中期方針と推進テーマ

足元の環境認識(策定の背景)

1. 新興国が引き続き市場を牽引

販売台数、保有台数ともに新興国で拡大。
→ 海外市場の成長を捉え、グローバル製造体質の強化が必要。

  • 販売台数見通し
  • 保有台数見通し

2. 環境と安心・安全のニーズ拡大

内燃機関の効率向上、電動化、それらの最適組み合わせの提案が求められている。
→ システムTier1として提案力を高めていくことが必要。

ハイブリッド ガソリン ディーゼル MG/ISG 衝突回避 高度運転支援 自動運転

3. 部品・ユニットの標準化加速

  • 車両の商品力強化と開発コストの削減の両立に向け、
    部品・ユニットの標準化が加速。

    → 標準化に伴う品質リスクへの構えが必要。

  • TNGA

2018年の目指す姿

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中期方針と推進テーマ

中期方針

  • 1. 環境、安心と安全で社会に貢献
  • 2. 多様なニーズに応える技術開発・モノづくりの進化
  • 3. 継続的な人材育成の推進

推進テーマ

注力する事業 「環境、安心・安全」 「市販・新事業」 「海外市場」 を特に注力する事業と定め、事業拡大に取り組んでいきます。

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環境、安心・安全

社会課題解決に向けたシステム商品を創出し、環境負荷・交通事故の
低減に向けて信念を持って挑戦し続けます。

特集1 環境、安心・安全

市販・新事業

市販・新事業の拡大への挑戦を通じ、社会ニーズ・エンドユーザ視点で
新しい価値を創造します。

特集2 市販・新事業

海外市場

顧客との信頼関係の強化と地域のプレゼンス向上により、多くの
国の人々にクルマの利便性・喜びを届けます。

特集3 海外市場

強化する機能 注力する事業をリード・サポートするために、「世界初・地域発製品開発」「ダントツモノづくり競争力」 「スピード経営」 を強化していきます。

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環境、安心・安全

世界初にこだわる開発力の向上に加え、地域の得意な分野、地域の知恵を活用した技術開発力を強化します。

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  • 1. 先端技術研究の加速と社会・人間研究の強化。
  • 2. 地域ニーズを先取りした商品構想と先進技術開発の強化。
市販・新事業

ダントツモノづくりで競争力を発揮して、地域No.1の生産供給体制の実現と飛躍的な生産性向上を目指します。

  • txt9
  • 1. 製品進化(高難度化・システム化)と海外生産拡大に対応した、製品とモノづくりの同時開発推進。
  • 2. One DENSOで堅固なモノづくり基盤を固め、地域No.1の生産供給体制とダントツ工場を実現。
海外市場

グローバルな協働により働き方を変革し、経営のスピードアップを図ります。

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  • 1. 国籍、性別、キャリア等、世界の多様な人材による協働。
  • 2. グローバルな次世代システムの構築と業務スピードを高める働き方への変革。
  • 特集1 環境、安心・安全
  • 特集2 市販・新事業
  • 特集3 海外市場