印刷用PDFダウンロード

経営戦略 Management Strategy

社長メッセージ

ステークホルダーのみなさまには、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 この度、取締役社長に就任いたしました有馬 浩二でございます。就任にあたり、ステークホルダーのみなさまにごあいさつ申し上げます。

 当社は、エネルギーや環境問題、新興国の交通事故の増加が予想されるなかで、今後も社会に貢献し持続的に成長していくため、2018年を目標とする中期方針を策定いたしました。新しい中期方針では、「地球環境の維持」と「安心・安全に暮らせる社会」の実現に向けて、「環境、安心・安全」「市販・新事業」「海外市場」の3点を、今後3年間で特に注力する分野と定めました。環境、安心・安全分野での技術開発スピードは一層加速し、また製品・サービスに対するニーズは更に多様化していくと考えられます。引き続きシステムサプライヤーとしての提案力を高め、グローバルな開発・生産・品質保証体制を強化してまいります。

 2014年度(2015年3月期)の業績は、海外での車両生産の増加により、売上高は4兆3,098億円と増収になりましたが、営業利益は、将来の成長に向けた投資及び海外の工場立ち上げ費用の増加等により、3,314億円と減益になりました。2015年度の業績は、引き続き海外を中心に車両生産の増加が予想されるなか、コストダウンや生産の効率化を進めることで、売上収益4兆4,700億円、営業利益3,800億円を目指して、より一層の努力を重ねてまいります。

 クルマの利便性・喜びを世界中の人々に届けるとともに、「地球環境の維持」、「一人ひとりが幸せで、安心・安全に暮らせる社会」を目指し、全てのステークホルダーに信頼されるよう、引き続きよりよい社会づくりに貢献してまいります。
 ステークホルダーのみなさまにおかれましては、引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2015年8月

有馬 浩二

  • 社長インタビュー
  • 長期方針2020概要
  • グローバルマネジメント