デザインエレメント
はじめに
企業の姿勢や独自性を際立たせるために、ロゴの要素を抽出した「D-cross」「D-line」というデザインエレメントを定めています。あらゆるメディアで反復使用することで、視覚的に「デンソー」を認識しやすくする効果をもたらします。
D-line
Dラインは、デンソーのコーポレートマークの「D」の傾きで規定されています。これは未来に向かって進むデンソーの姿勢を表現しています。Dラインは、コミュニケーションをサポートする場合や、部分的に表現を強調する場合などに使用できます。装飾のためだけに使用することは、できません。また、Dラインは、左右を反転して使用することが可能です。
展開例
アラインメントとDラインの使用
トップレベルのコミュニケーション(表紙、ポスター、バナーなど)において、メッセージ・見出しの前後にDラインを入れます。
DENSOフォントの規定のスラッシュは、ビジュアルアイデンティティのなかで繰り返し使われるグラフィック要素、Dラインに相当します。これにより、テキストのメッセージは、シンプルかつクリアにブランドを発信できます。
Dラインが面のどこかに含まれている場合は、スラッシュを入れずに見出しを左揃え、または右揃えにすることもあります。
フォントのウェイト
見出しは、明るく洗練された軽快な印象を与えるために、DENSOフォントのLightウェイトを使用します。これにより、デンソーの高度な技術と未来への前向きなビジョンを表現します。
背景が、色付き/写真の場合は、視認性を確保するために、DENSOフォントRegularを優先的に使用する場合もあります。
Dラインの限定的な使用
Dラインは、関連性と効果がある場合にのみ使用します。例えば、異なる要素をつなげたり、方向(タイムラインやステップなど)を示したりする場合に、または表題や見出しなどの区切りとして使用します。大きな表題をDラインで囲み、ブランドアイデンティティをさりげなく表現することができます。
Dラインと同じ角度のスラッシュが、DENSOフォントの字形に含まれています。
-
Dラインの角度の付いた矢印
-
Dラインで括った見出し表現
-
説明文を指す左右反転したDライン
-
見出しのスペースを確保するためにDラインの角度でトリミングされた写真
線の太さ
-
Dラインをテキストにつなぐ場合、線の太さは文字のウェイトよりも軽いもの、または類似するものにしなければなりません。
Dラインの終端はまっすぐに伸ばします。大きな表題をDラインで囲むことができます。Dラインと同じ角度のスラッシュが、DENSOフォントの字形に含まれています。 -
-
カラー
Dラインのカラーは、プライマリーカラーのデンソーレッドまたはセカンダリーカラーのグレーの色調になります。
D-Cross
Dクロスは、Dラインと同じ17.62°のラインで構成されています。
適切な使用によりデンソーブランドを強化し、各媒体においてさらに強い視覚効果が得られます。
Dクロスは、デンソーが人の幸せのために、そしてより良い未来のために、さまざまなものと関わりをもち、新しい価値を生み出し、社会に貢献していくという、その姿勢を表すものです。
バリエーション
Dクロスの要素は、特定のレイアウトニーズに合わせて拡大・縮小できます。
トリミングルール
グラフィック要素は、帯が交差する中心がダイヤモンドではなく、三角形に見える状態になるまで縮小拡大はしません。
トリミングの境界線は、ダイヤモンドの形が維持されるよう、2つのダイヤモンドの先端にあたる位置から垂直または平行方向に引き延ばしたそれぞれの線の先端が、横または縦に引いた線と重なる箇所(2箇所)を含まなくてはなりません。
-
横線上で重なる箇所(2箇所)
-
横線上で重なる箇所(2箇所)
-
禁止事項
図・グラフの一部となるDラインは、図・グラフのカラーを使用します。
-
A4縦
-
A4横
-
横長のバナー
-
縦長のバナー