モーションエレメント
はじめに
デンソーのモーションエレメントは、その動きの中にD-line (17.62)を適用しています。
D-lineの角度およびイージングを用いることで、活力を内包しつつ、デンソーの本質を結晶させたものとなっています。
ここで定義する“モーションエレメント”は、
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モーションロゴ
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異なる動画をつなぐトランジション(遷移)
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テキストイン/アウト
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2Dグラフィックイン/アウト
へ適用させることを主目的とします。
ただし映像のトーンを優先させるため、遵守を義務付けるものではありません。
D-line
D-line は、デンソーロゴの傾き(17.62)に代表されるデンソーのデザインエレメントのひとつです。
Easing
Easingはスピードに緩急をつけることを意味します。緩急の度合いにより、ダイナミックでありつつも自然な動きが再現できます。
とくにDENSOのEasingは物体の全体の移動時間の前半25%程度の際にスピードのピークがくるのを特徴としています。
モーションロゴ
動画の最後などに本編映像に重ねてロゴを表示する目的で用いられます。
背景色パターンは白、赤、黒、透明の4パターンがあり、映像のトーンにあわせて最適なものを選択します。
トランジション
動画A → 動画Bに切り替える際のアクセントとして用います。
トーンやテーマの異なる映像(アニメーションと実写、工場と大自然など)を並列に紹介したい際や
動画Aの余韻を消し、動画Bに視聴者を誘導したい際に最も適しています。
トランジション禁止事項
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コーポレートカラー以外を使用している
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スピードが遅い/Easingが不十分
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意図なく多用している
テキスト イン/アウト
動画内で表示されるテキストを強調したい場合に使用します。
タイトル、インデックス、特別なメッセージなどに適用することが最も適しています。
テキスト イン/アウト 禁止事項
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すべての字幕に適用している
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スピードが極端に遅い
2D/フラット グラフィック イン/アウト
動画、プレゼンテーションなどの際に使用されるフラットなイメージへの適用を想定しています。
グラフや2Dにおけるモーショングラフィックスなどに適しています。