DRIVEN BASE

DENSO Corporate Identity Design System

DENSO Corporate Identity Design System

人と職場

全体コンセプト

デンソーでは、社員全員が力を合わせて、グローバルな推進力を生み出そうとしています。
一人ひとりが、日々、独自の強みやスキルを発揮し、仕事に取り組んでいます。
私たちは、社員一人ひとりが持つモチベーションやエネルギーを表現したいと考えています。
このカテゴリでは、先進的なテクノロジーを生み出すスペシャリストである、「デンソー社員」と、
高い信頼性を持つ製品が作られる場である「職場環境」についてのガイドラインをお伝えします。

ポートレート

コンセプト

社員のポートレートの撮り方ひとつで、企業への印象は変わります。デンソーらしさを感じるポートレートにするために、下記のキーワードを心がけましょう。

  • 自信に満ちている

  • ふだんどおりの

  • フレンドリー

  • 親しみやすい

ガイド

ロケーション撮影するポートレート

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ストーリー性のあるポートレート写真が必要な場合、ロケーション撮影がおすすめです。
ロケーションは、社員の作業環境や、その社員の専門分野を想起させる場所などがよいでしょう。
被写体に焦点を当て、クリーンでバランスのとれた構成を目指します。

ポージングのヒント
仕事に関連するものを持ってもらうと、カメラの前でリラックスしてもらいやすくなります。
立ちポーズをすると緊張してしまう場合は、座ってもらうと自然な表情を引き出しやすくなります。

    ロケーションとストーリーの関係性
    たとえば、環境問題に対する戦略立案をしている人物を撮影する際には、「環境」を想起させる屋外でのロケーション撮影がよいでしょう。
    屋外画像では、バックライトを使用し、明るい色の空にし、人物を際立たせます。

    職場環境の写真
    環境がごちゃごちゃしているときは、きれいでバランスのとれた構図を心がけます。際立たせるものは何かを判断するために、構図内の要素の優先度を整理しましょう。

スタジオで撮影するポートレート

光はソフトで自然なものにし、ニュートラルなトーン(少しウォームよりに!)を目指します。
豊かな中間トーンとソフトなコントラストを使用します。
シンプルで明るい表現を心がけましょう。

    リラックスしたポーズ
    本人の人となりを反映した、自然でカジュアルな、自信を感じるポーズを引き出しましょう。
    そうすることで、フレンドリーで親しみやすい印象が生まれます。
    照明は作り込みすぎず、ソフトで自然な光にします。

    専門領域を表すオブジェクト
    被写体の前に、彼らの専門領域に関連するオブジェクトを置くのも良いでしょう。

グループポートレート

まず、被写体の皆さんがリラックスできるような場づくりをしましょう。
グループポートレート撮影では、個人の視線の方向が重要です。
グループのメンバーが互いに視線を交わしながらも、少なくとも一人の人がカメラを見ていて、閲覧者とのつながりを感じられるのが理想です。

    オリジナル写真

    トーンとパースの調節
    かっちりとしたクリーンな構成にするため、パースの補正を行います。
    周囲の黄色の彩度を調整することにより、フレッシュな空間を演出します。背景を明るくし、空間の奥行きを強調します。
    肌のトーンを調節し、ブルーのユニフォームがより目立つようにしています。

仕事風景

コンセプト

デンソーのはたらき方の特徴は、様々なスキルを持つ社員達がコラボレーションして、チームで仕事を進めるところです。
個人個人がオープンで好奇心があり、自信を持っている。そして互いをリスペクトし、個人の意見に耳を傾けあう。
そんな、チームとして協力しあう様子が感じられるようなシーンを切り取ります。

  • チームの一員のように感じられる

  • まとまり

  • コラボレーション

  • 活発なコミュニケーション

  • エネルギッシュ

  • リアルな姿であること

ガイド

チームの一員のように感じられる構図
カメラマンが、チームの一員のような視点で撮影することにより、まるでチームに招き入れられているかのような写真にすることができます。
このような構図にすることで、オープンな企業の印象を作り出すことができます。

エネルギッシュな印象
ダイナミックなアングルは、構図にエネルギーと動きを感じさせます。
被写界深度を浅くすると、フォーカスポイントが明らかになり、写真に奥行きが生まれます。
業務に熱中している様子を撮影することで、エネルギーに満ちた印象をつくることができます。

ダイバーシティ
さまざまな環境で、専門性のある多様な人々が働く様子を表現します。

撮影環境をクリーンに
撮影する周辺の環境をよく観察し、伝えたいことに関係ないものなどは片付けましょう。
より意図が伝わるように、小物などを追加するなどの演出をする必要があるかもしれません。
ただし、作り込みすぎて、嘘っぽくならないように注意してください。
また、部屋の色と人々が着ている服の色の相性などにも気を配ってください。

ディティール

コンセプト

デンソーには、多様なスキルを持つプロフェッショナルがいます。
彼らの訓練された目と熟練した手、その過程で使用する工具や材料などにクローズアップして撮影することで、デンソーの強みを伝えることができます。

  • 精度

  • 職人技

  • 専門知識

  • 品質

  • 洗練

職場環境

コンセプト

私たちは業界の最前線で、人材育成、機械、製品の開発を推進しています。より良い価値を生み出すために、工場内にIoTテクノロジーを実装したり、製品を評価するための独自のテストコースを構築したりと、開発の環境づくりに力を注いでいます。
私たちがそれらの環境を誇りにしていることを、写真でも伝えられるようにします。

  • ハイテクノロジー

  • 洗練された

  • 印象的

  • 大規模な

ガイド

整えられたパースペクティブ
生産現場や試験・開発現場の写真のパースペクティブを整えることで、製品の革新性、信頼性、高い品質を感じさせることができます。垂直のラインがしっかり出るように補正しましょう。

ストーリー

コンセプト

  • 異なるカテゴリーの写真を組み合わせることで、ストーリーを感じることができる

複数の写真を組み合わせることで、ストーリーを感じさせることができます。
「人々」「仕事風景」「ディティール」「職場環境」の4つのカテゴリーの写真を組み合わせることで、リアリティがあり、活力に満ちたストーリーを作ることができます。
対象、スケール、パースペクティブが多様なものを組み合わせると、ダイナミックな印象を生み出すでしょう。
写真を組み合わせることで、デンソーの文化、研究から実現までの仕事のプロセス、さらにはデンソーの技術など、あらゆるストーリーを視覚的に伝えることができるようになります。

  • シネマティック

  • エモーショナル

  • 生き生きとした

  • 現在

ガイド

スケールの変化
多様なスケールの写真を組み合わせることで、映画のような、より深いストーリーを感じさせることができます。

視点の変化
遠近感や視点が異なる写真を組み合わせることで、生き生きとしたストーリーを感じさせることができます。

  • スケールにバリエーションをもたせることで、より深いストーリーを生み出す。

  • 視点を変えることで、生き生きとしたストーリーができあがる。

カラーマネジメント

一貫性のあるストーリーを感じさせるために、色調のマッチングを行います。
一貫性のあるカラースキームは、エモーショナルな世界観の創造に役立ちます。

  • 組み合わせる写真の色をマッチングさせることで、視覚的な一貫性を持たせることができます。

Do’s & don’ts

  • わざとらしい

  • リアルな姿

  • 閲覧者と無関係

  • チームの一員

  • 歪んだパースペクティブ

  • 整えられたパースペクティブ