DRIVEN BASE

霧島市でライフビジョンと防災ダッシュボードの連携を実証

~効率的な情報管理で自治体の防災力を強化~

2023年7月21日

株式会社デンソー(以下、デンソー)は、三井住友海上火災保険株式会社(以下、三井住友海上)と多様な地域課題を共に解決していく共創パートナーとして協業を開始しました。
デンソーの地域情報配信システム「ライフビジョン」と、三井住友海上の災害情報収集・分析サービス「防災ダッシュボード」を連携させ、新たな機能を開発するための実証実験を、本日より8月末までを期間として実施します。

今回の実証実験は、鹿児島県霧島市で導入されているライフビジョンを活用した「きりしま防災・行政ナビ」に、防災ダッシュボードを試験的に連携させ、実際の現場における利便性などを検証するものです。ライフビジョンで収集した情報を防災ダッシュボードに連携表示することで、アプリによる収集情報を含めた災害情報の一元管理ができる新機能を開発します。

デンソーは、今回開発した機能の全国自治体への提供を目指すとともに、防災・減災ソリューションの提供によって地域社会の課題解決に貢献します。

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(左から)情報配信システム「ライフビジョン」、災害情報収集・分析サービス「防災ダッシュボード」

■ライフビジョン
デンソーが提供する地域情報配信システムです。自治体からの災害関連情報をはじめとする行政情報などをスマートフォンやタブレット端末に届けるシステムで、発災時には地域住民の代表者の方々や消防団などが被災状況などを撮影して投稿することも可能です。
詳しくはこちら
https://www.lifevision.net/

■防災ダッシュボード
三井住友海上が提供する災害情報収集・分析サービスです。発災時の気象・災害情報、発災前の水害予測、発災後の被害推定を可視化し、自治体における的確かつ迅速な災害情報収集・分析を支援します。
詳しくはこちら
https://www.ms-ins.com/business/bosai-dash/

なお、今回の協業は、2022年5月に地域課題の解決や暮らしの利便につながる新たなサービス開発に向けて募集した「DENSO OPEN INNOVATION PROJECT」への応募案件の一つです。
DENSO OPEN INNOVATION PROJECTとは
https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2022/20220516-01/