DRIVEN BASE
DENSO SEMICONDUCTORS

DENSO SEMICONDUCTORS

モビリティの未来は、 半導体がつくる。

VISION OF
DENSO
SEMICONDUCTORS

これから都市全体がスマートになっていく。 自律走行のモビリティが動き回り、 工場や農場では、ロボットが人のように働いてくれる。

そんな世界で半導体に求められるのは、 これまでの比ではない“知性の進化”と、 過酷な使用環境でもきちんとワークできる、”タフなからだ”づくり。

そして、ソフトウェアファーストな思想でつくられるモビリティやロボットが、 その手足となる機械を“自由自在に”動かせること。

そんなすべてを兼ね備えたデンソーの“車載半導体”の技術が、 これからのスマート社会になくてはならないものになっていく。

Mission 1

賢さと、
強さを。

「スマートである」とは、自律した行動ができること。
ロボットやモビリティが、みずから見て、考えて、世界を動かす。
そこに必要な知性のすべてを、デンソーはつくる。

そして車載半導体は、ただ賢いだけではない。
わたしたちと一緒に働き、遊ぶことができる。
ハードワークできる「タフネスさ」も持ち合わせているのだ。

SENSE

あらゆる手段で、
感じとる。

私たちはモビリティのシステムサプライヤーです。
世の中に無いものは自前でつくる。
大切なことは自前化ではなく、パートナーとも協力し、求められる機能を最適なかたちで実現することです。

状況を見る

たとえそれが濃い霧の中でも。
カメラ、ミリ波、LiDAR。あらゆる手段でまわりの状況を正確に感じとる。

状態を見る

温度や湿度、空気中の有害物質などの大気の状態や人間の集中力や疲労度などの健康状態など。
目には見えない「状態」も、正しく感じとる。

THINK

瞬時に、正しく、
判断する。

良い判断は、学習量で決まる。

知性のはじまりは、センサーで感じとった物体を、それがなんであるか正しく認識することから。人やモビリティだけじゃなく、道路に飛び出してくるさまざまな動物、道路の陥没など。ディープラーニングやデータ共有によって、正しく世界を認識をするための学習を続けています。

未来を予測し、即断即決。

ゼロから考えると判断は遅くなる。人間と同じように、見ている景色の中から重要なものだけを注視するようにすること。また、ある程度の行動を予測することで、次にとるべき行動を瞬時に判断しています。また、自動運転には、とっさの判断も求められます。まるで反射神経のような判断ができる、CPUでもGPUでもない、第3のプロセッサーの開発もしています。そんな、”即断即決”の判断力が、わたしたちのバリューです。

ACT

とてつもないパワー。
なのに、省エネ。

大出力かつ省エネを実現する。

世界の電力需要の約半分を占めているといわれるモーター。電動化が急速に進むモビリティでも、その推進力となるモーターやインバータの出力制御を行っているパワー半導体が、モビリティの性能を向上させ、持続可能な社会の構築にも大きな役割を果たす鍵をにぎっています。そしてデンソーは、その業界水準をつくり続けているリーディングカンパニーです。

ROBUST

知性が活きる、
健全なからだ。

パッケージング技術

半導体を守るタフなボディづくり。

振動が激しく、高熱でもあるエンジンに直截されているECUや、オイルや圧力に直接触れるセンサーなど。ものづくりの技術と掛け合わせることで、繊細な半導体を、過酷な環境での使用にも耐えうる身体にしたてあげます。

マネジメント技術

パフォーマンスを維持する、体調管理。

半導体をつくる上で大切なのが熱設計。熱暴走が起こるとパフォーマンスが下がったり、電力消費が激しくなります。熱マネジメントを得意とするデンソーだからこそ、半導体の持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

Mission 2

その動き、自由自在。

モビリティやロボットに使用される半導体には、
考える力だけではなく、目や手足にあたるものをコントロールする力も求められます。

システム全体、SoC、CPU、ASIC、マテリアル、そしてソフトウェア。
あらゆるレイヤーで半導体というタクトを握り、
共創社会をオーケストレーションすることで
手足を無駄なく、思いのままに動かすことができます。

System

システムのオーケストレーションを
しているからこそ

手足を、思いのままに。

わたしたちはモビリティの主要な機能を、美しく調和のとれたシステムにしあげるシステムサプライヤーです。アナログな信号をデジタルに変換して世界を正しく感じとる。そしてまたアナログに変換して大きなパワーで機械を動かす。半導体を駆使して、エッジコンピューティングを統括する立場にあるからこそ、モビリティやロボットの手足を思いのままにコントロールすることが可能です。また、システムのコアとなるプロダクトを開発するメーカーでもあるので、ソフトウェア、メカ、エレクトロニクスで最適な機能分担を行うことができます。

SoC, CPU, ASIC

戦略的なパートナーシップと、
自らもつくれる力を
持ち合わせているからこそ

ミニマムで、シームレス。

すべての半導体製品をただ買ってきて組み合わせるだけだと、機能が足りなかったり、逆に機能過多を招いてしまいます。モビリティに求められている最適解を知っているシステムサプライヤーだからこそ、戦略パートナーへ車載トレンドを発信し、競争力がある製品を安定して調達できる。また、 ASICのような気の利いた半導体を自前で設計から製造までやれるIDM企業でもあるからこそ、SoC やCPUもパートナー企業と連携し、車載に最適なものを共同で開発できます。そうすることで、電力や資源、製造コストを抑えられるだけではなく、不良や故障のリスクも抑え、スムーズな動作を実現することができます

Material

先端素材の研究開発を
しているからこそ

革新を、あたりまえに。

わたしたちは、素材にもとことんこだわります。次世代のモビリティに求められる基準をつくっているからこそ、そこに必要なものがわかる。大型のモビリティを動かすほどの大出力を実現するパワーデバイスを支える素材・ウエハ技術にも取り組んでいます。産学連携で研究開発を進めるだけではなく、製品化し、量産し、社会のすみずみに実装されるまで。革新を、みんなのあたりまえに変えていく。そんな “実用化” を見据えた研究開発を進めています。

Software

ソフトウェア開発の基盤を
つくっているからこそ

あらゆるものが、効率的。

ソフトウェアファーストの開発プロセスに対応するために、車載や産業用に組み込まれるプロセッサーを具現化し、開発環境とともに提供しています。PCやサーバ、モバイルの派生ではなく、”組込みシステムに最適化された” IPにより開発コストを下げ、短期間で高性能かつセキュアなプロダクトを開発できるようにしていきます。これからのスマートモビリティやスマートロボットを自由自在に動かすための高い性能要求に対して、産業界全体の開発効率とクオリティをあげることで応えていきたいと考えています。

Crafting the Core

さぁ、つくろう。 新しい未来を。

次は、世界だ。

野ざらしのインフラや、工場・農場といったタフな生産現場、
重労働をしてくれる産業ロボ、化学的な耐性も求められる医療衛生など。
賢く強い “車載半導体” だからこそ、スマートにできる社会があります。

車載で磨いた半導体の技術で、
世界のDXを。

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車載半導体がトランスフォーメーションを加速する

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