DRIVEN BASE

ドライバーステータスモニター

ドライバーの顔をカメラで撮影し、画像解析によりドライバーの状態を検出するドライバーステータスモニター。運転中の不注意やわき見、居眠りなどを検知することで、注意喚起へとつなげています。

特徴

外部環境に左右されない、高性能な画像認識技術

昼と夜では明るさが大きく異なる車室内。安定した撮像のために、照明は夜間運転でも支障がないよう、目に見えない近赤外線LEDを採用しています。また、ドライバーの顔を認識するには、それぞれの顔や体格の個人差、姿勢の変化も考慮する必要があります。6,000名を超える顔のデータベースをもとに、個人差の影響を受けにくい顔画像認識を実現。さらに、個人によって異なる眼の特徴を、自動的に学習する機能も内蔵しています。

テクノロジー

撮像技術

ドライバーの顔に近赤外線を照射しカメラで撮影。可視光線を光学フィルタでカットすることで、サングラスを透過し目を認識することも可能です。カメラには、CMOSイメージセンサーを採用。露光タイミングに合わせて近赤外線をパルス発光させることで、常に点灯する場合と比べ、数倍の明るさを実現。認識性能を高めています。

照明制御

LEDから照射する近赤外線の光を最適にドライバーの顔に届けるために、シリンドリカルレンズとプリズムを組み合わせた、独自のレンズを開発。適切な場所に、適切な明るさを届けます。

画像認識アルゴリズム

ドライバーの顔画像を、顔のデータベースと照らし合わせ解析。顔の輪郭や目、鼻、口などを認識し、各部位の相対的な位置関係や目の開き具合などによって、わき見の検出やドライバーの異常度(眠気)を推定します。