

J-QuAD DYNAMICSの eスポーツ大会
eスポーツ
2019年秋、自動運転関連のソフトウエアを開発しているJ-QuAD DYNAMICSで、デンソーグループ初の社内eスポーツ大会が開催されました。イベントを通じて拠点や部門、世代、性別を超えたコミュニケーションを促進し、社内の一体感向上を目的としています。
競技には、格闘部門(ストリートファイターV)、パズル部門(ボンバーマンR)、スポーツ部門(New みんなのGOLF)、レース部門(グランツーリスモSPORT)の4種目が用意されました。今大会で一番の驚きは、その参加人数!社員200名のところ、延べ300名がエントリー。ソフトウエアエンジニアの中には、ゲーム好きな人がたくさん隠れているのかもしれませんね。

まずは仲間と楽しむことから!予選会の様子
東京と愛知県刈谷市にオフィスを構えるJ-QuAD DYNAMICS。東京と刈谷それぞれで予選会を実施しました。
いずれの種目も、同じ部署のメンバーで結成されたチーム対抗戦です。今大会で初めてプレイするという参加者が多かったにもかかわらず、職場メンバーと一緒に業務の合間に練習を重ね、予選会は大いに盛り上がりました。

オンラインで激突!決勝大会
予選会を勝ち抜いた精鋭たちによる決勝大会。東京と愛知県のオフィスをネットワークで繋ぎ、オンラインで対戦を行いました。ここでは自動車関連のゲーム、レース部門(グランツーリスモSPORT)の様子をお伝えします。
レース部門は3人1チームでのチーム対抗戦です。試合当日、そこには開始ギリギリまで練習する選手たちの姿が!各チームの気合が感じられます。試合が始まると、拮抗したレース展開に「ドンマイ!」「まだいける!」と応援の声が飛び交いました。

この日のために練習を積んできた役員チームも出場。しかし予選会を勝ち抜いてきた精鋭たちの前に惜しくも敗退…。忖度無しの真剣勝負でした。

ヘルメットを装着しゲームの中でも安全走行する選手や、昔鈴鹿サーキットで走っていた頃の装備で参戦する強者も。思い思いの装備で登場する選手達に、観戦者も沸き立ちました。
熾烈な決勝大会を制し優勝したのは刈谷支社のチーム。なんとメンバーの中にテストドライバーのライセンス所有者もおり、バーチャルの世界でも運転の腕はピカイチでした。

レース部門 優勝チームのコメント
J-QuAD DYNAMICSの職場懇親会で、メンバーからの何気ない一言からeスポーツ大会の開催が決まり、東京本社と刈谷支社の両会場共に大盛況だったことに大変驚いています。出場者だけでなく、応援の方々も大いに場を盛り上げて下さいました。最後のレースゲームでは、練習の成果を発揮することができ、優勝出来たので大変嬉しく思います。
株式会社J-QuAD DYNAMICS 車両運動技術部 第1技術室 大坪 道弘 (OHTSUBO Michihiro) ※写真中央

eスポーツ大会 企画担当者のコメント
当社は、出資4社(デンソー、アイシン精機、アドヴィックス、ジェイテクト)を含む全17社からの出向社員で構成されています。そのため、多様な文化や価値観を持つ社員一人ひとりが、主体性とやる気を持てる「最強風通し職場づくり」を会社方針に掲げ、様々な施策を実施しています。
その取組みの一つとして、今回のeスポーツ大会を企画しました。eスポーツを通じてメンバーの意外な一面を発見した、普段なかなか接することのないメンバーとも話すきっかけができたなど、嬉しいコメントが届きました。
株式会社J-QuAD DYNAMICS 経営管理部 大森 紀代子 (OMORI Kiyoko)
下克上で勝ち上がる若手社員や、全種目エントリーするほどのゲーム好きな社員など、大会中に活躍する姿から垣間見えるメンバーの意外な一面に、eスポーツの新たな可能性を感じることができました。今後もグループ内でeスポーツの輪が広がっていくことを期待しています。