DRIVEN BASE

非常用発電機能付KHP(灯油エアコン)をENEOSサービスステーションへ設置 ~震災時にも使命を果たすサービスステーションを実現~

2007年11月13日

 新日本石油株式会社(社長:西尾 進路)は、株式会社デンソー(社長:深谷 紘一)が新たに開発し、株式会社デンソーエース(社長:柘 治三)が2008年4月より販売開始する非常用発電機能付KHP【注1】を、ENEOSサービスステーションに、モニターとして先行設置することになりましたので、お知らせいたします。
 非常用発電機能付KHPは、停電時には発電機として使用し、計量機、看板、照明、情報機器等に電力を供給することができるため、万一の災害時にもSSにおいて通常と変わらない営業が可能となります。新日本石油では、モニターの結果を踏まえ、2008年4月以降ENEOSサービスステーションを中心に積極的な導入を検討してまいります。

1.非常用発電機能付KHPの特徴

  1. 従来のKHPに発電機能を搭載
  2. 停電時には空調機能を中止し、発電機を稼動させることで、計5.5kW(計量機用4kW、照明等1.5kW)の電力を供給
  3. SSのニーズに応じて、計量機、看板、照明、情報機器等に使用することができ、万が一の停電時でも通常と変わらない営業が可能
  4. SSに非常用発電機能付KHPを設置する場合には、災害時に地域社会に貢献できるため、導入設備の一部において国の補助金制度「災害対応型給油所普及事業【注2】」が活用できる見込み


非常用発電機能付KHP

2.モニターの概要

1.モニターSS

以下3SSにて実施

運営会社名 SS名 所在地
中村石油株式会社 Dr.Drive柏崎半田店 新潟県柏崎市
株式会社ENEOSフロンティア群馬 Dr.Driveセルフ高前バイパス店 群馬県高崎市
栄月株式会社 Dr.Driveセルフニューあわら店 福井県あわら市

2.モニター期間

2007年11月~2008年3月

3.モニター内容

実際にSSで機器を稼動させ、機器の性能評価や使い勝手等を検証

<注釈>

【注1】「Kerosene Heat Pump」の略。灯油を燃料とする空調設備。

【注2】災害時においても石油製品を安定的に供給することを目的として、給油所に自家発電設備又は貯水設備を設置する際に、その費用の一部を国が補助する支援事業。

以上