デンソー、「CSR Report 2008」を発行
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、2007年度のCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任) の考え方や取り組みをまとめた「CSR Report 2008」を発行しました。
デンソーでは、1999年から環境活動をまとめた「環境報告書」を発行し、2003年からは社会性に関する掲載内容を加えて「環境社会報告書」としました。さらに2006年からは社会的責任経営の考え方や取り組みについて、広くステークホルダー(利害関係者)に対して説明責任を果たし、ご理解と信頼をいただくために構成と内容を刷新し、「CSR Report」として発行しています。
「CSR Report 2008」では、デンソーのCSRについての基本的な考え方や活動に対する外部評価、お客様や社会などの主なステークホルダーへの取り組み、環境に関する活動を記載するとともに、特集『デンソーCSRチャレンジ』では、社会貢献活動について紹介しています。
この特集では、世界の事業所ごとに地域社会に貢献する日を「ハートフルデー」と定め、地域で推進している貢献活動を紹介していますが、2007年度は22の国および地域で約3万人が活動に参加しました。この他、車いすや障がい者スポーツの普及を通じバリアフリー社会の実現に寄与することを目指したアジア車いす交流センター【注1】の活動や、環境共生に高い意識を持ち、持続可能な社会づくりに積極的に取り組む若者を育成する国際プログラム「DENSO YOUTH for EARTH Action ~新・地球人プロジェクト~」【注2】の立ち上げについても紹介しています。
なお、レポートの全文は、ホームページでご覧いただけます。
(URL: http://www.denso.co.jp/ja/csr/report/)
【注1】アジア車いす交流センター(WAFCA=Wheelchairs and Friendship Center of Asia) ・デンソーが1999年にNPO法人として設立。タイと中国に車いす工場を建設し、障がい者の従業員による生産を行っています。また、毎年、「車いすバスケットボール国際交流大会」(デンソー、あいおい損保協賛)を開催しています。
【注2】「DENSO YOUTH for EARTH Action ~新・地球人プロジェクト~」 ・初年度となる2008年度では、日本とタイの大学・大学院生各12名が、7月から8月にかけての2週間、北海道・釧路湿原と愛知県において環境体験学習を行いました。10月には一般の方々を対象としたフォーラムを開催する予定です。
以上