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デンソー、中央労働災害防止協会会長賞を受賞

~長年の安全衛生活動が評価される~

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:林 新之助、以下、デンソー)は、半世紀以上にわたり取り組んできた安全衛生活動が評価され、中央労働災害防止協会(会長:十倉 雅和 日本経済団体連合会会長)会長賞を受賞しました。

デンソーは、1969年に「安全衛生環境基本理念*1」と「行動指針*1」を制定して以来、災害・事故の未然防止を強力に推進してきました。「安全で働きやすい職場づくりこそ、人間尊重と高生産性を両立させ得る最善策」という理念の下で定めた「デンソー安全基準」に沿って社員一人ひとりが行動できるよう、新人から管理監督者に至るまで「階層別教育」を実施すると共に、職場での対話を通じた風通しの良い風土づくりに尽力してきました。

また、2019年には、「安全衛生環境基本理念」と「行動指針」を基にデンソー独自で取り組んできたことを「DENSO Safety Core Action 10*2」として10個の活動に整理し、その目的・意義と共に、グローバル全社員に共有・伝承しています。

安全管理体制や仕組みづくりにおいても、労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)*3の考え方を早期に導入・運用しており、国際規格であるISO45001を国内5つの事業所と海外グループ32拠点が取得しています。

今後もデンソーは、基本理念や安全衛生活動の基本を大切にしながら、変化する職場環境において安心・安全な職場づくりに何が必要か、職場での議論を重ねることで、デンソーグループ一丸となって「安全のデンソー」のさらなるレベルアップを目指していきます。

*1 https://www.denso.com/jp/ja/about-us/sustainability/society/safety/
*2 デンソーが取り組んできた安全衛生に関する10個の活動について、目的・意義と行動を「Core Action」として見える化しまとめたもの。01トップリード、02ライン管理、03未然防止、04重大災害・爆発火災防止などがある。
*3 OSHMS(Occupational Safety and Health Management System)は、ILO(国際労働機関)や厚生労働省より指針が出されている国際的な安全衛生管理の仕組み。事業者が労働者の協力の下に「計画(Plan)-実施(Do)-評価(Check)-改善(Act)」という一連の過程を定めて、継続的な安全衛生管理を自主的に進めることにより、労働災害の防止と労働者の健康増進、さらに進んで快適な職場環境を形成し、事業場の安全衛生水準の向上を図ることを目的としている。