社長メッセージ

当社の今期の取り組みについてご説明します。

2017年度の業績

ステークホルダーのみなさまには、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

当期の業績は、生産増加や拡販により、売上収益は5兆1,083億円と増収となりました。営業利益は、売上増加による操業度差益や合理化努力等により、4,127億円と増益となりました。

株主のみなさまへの利益還元につきましては、剰余金の配当は、連結業績及び配当性向・配当金額を総合的に勘案しながら、長期安定的に配当水準を継続的に向上していきたいと考えております。内部留保金につきましては、今後の事業成長を長期的に維持するための設備投資及び研究開発投資に活用するとともに、資金の状況等を考慮の上、株主の皆様への利益還元のための自己株式取得にも充当してまいります。

このような方針の下、2017年度の期末配当金については、2018年4月27日の取締役会において、1株当たり65円とすることを決議いたしました。中間配当金を含めまして、1株当たり130円となります。引き続き、企業価値の向上に努めるとともに、一層の株主還元を図ってまいります。

昨今の自動車業界は、電動化や自動運転、カーシェアリング等が進展する「大きなパラダイムシフト」に直面しています。激動の創業期、デンソーは「世の中に新たな価値を届ける」という強い信念のもと、全社一丸となり品質向上や製品開発に挑んできました。劇的なビジネス環境の変化を迎えるいま、まさに「第2の創業期」と捉えています。厳しい局面を乗り越え持続的に成長するためには、創業期に勝る挑戦が不可欠であると強く感じています。

当社は昨秋、「2030年長期方針」を策定し、「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい」というスローガンを定めました。「環境」・「安心」はもちろん、今回加えた「共感」の3つを軸に、新たな価値を生み出し、笑顔広がる社会づくりに貢献していきます。「共感」には、様々なステークホルダーの方に当社の取り組みを共感いただき、それぞれの強みをかけ合わせることで生まれる新たな価値を、社会に提供していきたいとの想いを込めています。

ステークホルダーのみなさまにおかれましては、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2018年6月
株式会社デンソー
取締役社長