DRIVEN BASE
COBOTTA2

デンソー、World Robot Summit 2018に出展

2018年10月10日

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、10月17日(水)から21日(日)に東京ビッグサイトで開催される「World Robot Summit 2018」にて併催される「World Robot Expo 2018」に出展します。デンソーと株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡、代表取締役会長: 杉戸 克彦)が共同で開発したCOBOTTA®と株式会社エクサウィザーズ(本社:東京都港区、社長:石山 洸)が開発したAIを組み合わせ、これまで専門の開発者が作成していたロボットの制御プログラムをAIによるディープラーニングに置き換え、AIで動作を制御するCOBOTTAを展示します。

本展示会では、COBOTTAの2つのデモを紹介します。

ミニカーの組み立てを行うCOBOTTAは、指定のパレットから正しい順序で部品を取り、組み付ける作業を一連の動作として学習しているため、組み立て途中の状態からでも作業を再開させることができます。作業の途中で人と交代することや、作業途中の人の作業を引き継ぐことができ、人との協働作業を実現します。

塩の重さを量るCOBOTTAは、利用者が設定する任意の重さに対して、COBOTTAに取り付けられたカメラやはかりに表示される塩の重さの情報から、AIがCOBOTTAの軌道を計算し、塩をすくう動作を制御します。単純作業や危険なものなどを取り扱う作業を人からロボットへ移行することで、より創造的な仕事に従事することができます。

10月18日(木)には、東7ホール ワークショップ会場にて、COBOTTAの開発背景やコンセプト、COBOTTAのデモについて紹介する講演も行います。

デンソーは1967年にロボットの自社開発を開始して以来、正確性・スピードの向上、現場での対応力と省スペースを実現するコンパクト化などを目指し、ロボット開発に取り組んできました。また近年では、工場全体で徹底的に無駄をなくした効率的な生産システムである、リーンオートメーションの導入や、世界130工場すべてをネットワークでつなぎ、製造現場からのデータを収集・有効活用するための技術開発に取り組んでいます。

デンソーは、これからもロボット技術や生産システムの開発に取り組み、ロボットやAIが人と一緒に活躍する、人に優しい超スマート社会「Society 5.0」の実現に貢献します。

※COBOTTAは、株式会社デンソーの登録商標です。

<展示会概要>

会期

2018年10月17日(水)~21日(日) 10:00~17:00

主催

経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

場所

東京ビッグサイト 東6ホール デンソーブース (小間番号 E-27)

<ワークショップ概要>

日時

2018年10月18日(木) 14:00~14:40

講演タイトル

人協働ロボットCOBOTTAと築く未来

講演者

デンソーウェーブFA・ロボット事業部製品企画室 室長 澤田 洋祐

場所

東7ホール ワークショップ会場

<COBOTTAについて>

特長

・形も動きも安全に配慮し、人との協働が可能です

・小型で軽量なため、どこでも自由に持ち出せます

・直感的に操作できるアプリなどを持ち専門知識がなくても簡単に扱えます

・自由な開発環境でアプリ開発が可能(OSS版)で、様々なプログラミング言語にも対応します

紹介サイト

https://www.denso-wave.com/ja/robot/product/collabo/cobotta.html