DRIVEN BASE

本社の土壌・地下水調査結果および対策について

2020年7月14日

株式会社デンソーは、本社の正門から西門の整備・緑化工事に伴い、土壌・地下水調査を行った結果、土壌において「土壌汚染対策法」(以下「法」という)に定められた基準を超える特定有害物質を検出しましたので、下記にお知らせいたします。本日7月14日、当社は本調査結果を愛知県に報告いたしました。
汚染が判明した場所はコンクリートもしくはアスファルト舗装または不透水シートで覆われており、汚染土壌の飛散や雨水などによる汚染の拡散のおそれはありません。今後、汚染土壌を適正に処分してまいります。

                                                                                記

1. 調査概要

   ●調査対象地: 株式会社デンソー 本社 敷地内
       〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1
   ●調査対象面積: 5752平方メートル
   ●調査期間: 2019年11月26日~2020年7月13日

2. 調査結果

(1)土壌ガス
全ての調査地点で検出されませんでした。

(2)土壌溶出量
次表のとおり法に規定する土壌溶出量基準を超過しました。

 特定有害物質名  測定結果
最大値
 土壌溶出量
基準
 基準超過土壌
検出深度
 超過区画数
/調査区画数(注2)
 六価クロム化合物  0.11mg/L
( 2.2倍 ) (注1)
 0.05mg/L
以下
 0~0.5m  2/23
 ふっ素及び
その化合物
 0.99 mg/L
( 1.2倍 ) (注1)
 0.8mg/L
以下
 0~0.6m  3/23

注1:( )内は土壌溶出量基準に対する倍率を示す。

注2:調査対象地を10 メートル格子で分割した区画数。

(3)土壌含有量
全ての調査地点で法に規定する土壌含有量基準に適合していました。

(4)地下水
全ての調査地点で法に規定する地下水基準に適合していました。

3. 土壌汚染の原因

本社の一部エリアで六価クロム化合物、ふっ素及びその化合物の使用履歴はありましたが、今回の調査エリアでの使用・漏洩などの履歴はなく、原因の特定には至りませんでした。

4. 現在の状況/今後の対応


汚染が判明した場所はコンクリートもしくはアスファルト舗装または不透水シートで覆われており、汚染土壌の飛散や雨水などによる汚染の拡散のおそれはありません。
汚染土壌については整備・緑化工事に合わせ、掘削除去する予定です。

5. 本件に関するお問い合わせ先

株式会社デンソー 総務部
愛知県刈谷市昭和町1-1 電話: 0566-25-5732

以上