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デンソー、社員の育児支援制度を拡充 ~育児休職期間の延長と短時間勤務制度の導入~

2006年7月11日

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:深谷 紘一)は、本年11月1日から育児休職期間を延長するとともに、育児を目的とした短時間勤務制度を導入し、社員の育児支援制度を拡充します。

 従来の育児休職の取得可能時期は、子供が1歳6ヶ月になるまでの1回のみで、取得可能期間は最長1年6ヶ月でした。これに対して、新制度では、子供の小学校卒業までの間に最大5回まで分割して取得できることにし、取得可能期間は通算で最長3年間に延長しました。
 また、事務・技術部門を中心とした、フレックスタイム適用職場では、現在、実働8時間ですが、実働4時間15分または5時間45分のどちらかを選択できる短時間勤務制度を導入します。子供の小学校卒業までの間に通算1年間、制度を活用できます。

 現在、デンソーには年間約200人の育児休職取得者がおり、社員が長期にわたる育児期間を乗り切れるよう、人事制度面から更に支援を充実させることにしました。

 デンソーは、育児支援の他にも社員が更に働きやすい会社を目指して、人事制度面から支援しています。例えば、配偶者の転勤に伴って退社した社員を再雇用する制度を今回同時に導入します。デンソーは、今後も社員の多様な働き方を支援する人事制度の拡充に取組んでいきます。

育児休職制度及び短時間勤務制度の適用期間

  従来の制度 新制度
フレックスタイム適用職場 フレックスタイム非適用職場
育児休職制度 最長1年6ヶ月(1回) 通算2年まで(3回まで) 通算3年まで(5回まで)
短時間勤務制度【注1】 なし 通算1年まで(回数制限なし) なし
合計 1年6ヶ月 通算3年まで 通算3年まで

<注釈>

【注1】10時10分~15時25分または8時40分~15時25分の時間帯から選択し、月単位で適用。 (フレックスタイムのコアタイムは10時10分~15時25分)

以上