DRIVEN BASE

デンソー、米国ケンタッキー州の生産拠点を拡張 ~フューエルポンプモジュールの生産工場を新設~

2006年8月8日

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:深谷紘一)は、米国のケンタッキー州にある生産拠点、キョウサン・デンソー・マニュファクチュアリング・ケンタッキー(KDMK)を拡張します。米国で需要が拡大する自動車用フューエルポンプモジュールおよびその構成部品であるフューエルフィルタ、フランジの生産能力を増強するために、既存の敷地内に建屋面積約7,850平方メートルの工場を増設します。総投資額は約2,710万USドル(約31億円)を計画しています。拡張に伴い、7月に1,600万USドル(約18億円)を増資しました。  

 増設する工場は、今年8月に着工し、2007年3月までに完成、同年6月に稼動する予定です。今回の拡張により、KDMKは、売上が05年度の7,400万USドル(約84億円)から、2010年度に1億6,000万USドル(約180億円)まで増加すると見込んでいます。また、KDMKの従業員数は、現在約280人ですが、2010年までに約430人まで増やす予定です。

KDMKの概要

1.社名 (日名) キョウサン・デンソー・マニュファクチュアリング・ケンタッキー有限会社
(英名) KYOSAN DENSO MANUFACTURING KENTUCKY, LLC
2.会社設立 2003年4月
3.所在地 米国ケンタッキー州マウント・スターリング市
4.資本金(増資後) 2,680万USドル(約31億円)
5.出資比率 キョウサンデンキアメリカ株式会社【注1】70%
デンソー・インターナショナル・アメリカ株式会社【注1】30%
6.社長 広政 俊一郎 (ひろまさ しゅんいちろう)
7.従業員数 約280人(2006年7月末時点)
約430人(2010年見込み)
8.事業内容 フューエルポンプモジュール、排気バルブ等の製造
9.建物床面積 拡張前:約7,500m2(オフィス面積を含む)
拡張後:約15,350m2

7月31日の為替レート(1ドル=114円)で換算しています。

<注釈>

【注1】株式会社デンソーの連結対象子会社

以上