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デンソー、入社式を挙行

2009年4月1日

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、本日 午前10時から、本社体育館において、新入社員1,278人および、加藤社長、永井雅彦デンソー労働組合執行委員長などが出席して、入社式を行いました。
 入社式では、辞令交付に続き、加藤社長、永井執行委員長の挨拶の後、新入社員を代表して小栗直子が誓いの言葉を述べました。
 加藤社長の挨拶の要旨は以下の通りです。

社長挨拶の要旨

 創立60周年という節目の年にデンソーの一員となられた皆さん、入社おめでとうございます。

 100年に一度と言われる経済危機の影響により、我々を取り巻く環境はかつてない、大変厳しいものになっています。また、お客様のニーズも、環境に優しいクルマ、あるいは価格の安いクルマに大きく移ってきており、自動車業界はまさに歴史的な転換点を迎えています。こうした環境の変化を踏まえ、デンソーは、「事業体質のスリム化」と「次の成長に向けた攻めの体制作り」を目指して、「構造改革3ヶ年計画」に取り組んでいるところです。
 現在、我々が直面している困難は、大変厳しいものですが、これは更なる飛躍に向けてのチャンスでもあります。足元を見つめ直すとともに、将来への備えをしっかり行えば、きっと明るい未来を迎えることができると考えています。

 今日からデンソーの一員となられた皆さんに心がけていただきたいことが三つあります。
 まず一つ目は、「チームワークを大切にする」ということです。デンソーがこれまで幾多の困難を乗り越えてきた一番の原動力は、チームワークであると思っています。皆さんにも、チームワークを大切にする気持ちを持ち続けて、その強みを支えていっていただきたいと思います。
 二つ目は、「変化への感度を高める」ということです。市場やお客様のニーズの変化をすばやく察知し、スピーディーに対応していけるよう、日頃からアンテナを高くして、世の中の動きやさまざまな事柄に敏感になっていただきたいと思います。
そして三つ目は、「いつも夢を持つ」ということです。自分の夢をいつも持ち続けることは、心身の健康を保ち、充実した生活を送る上で、とても大切なことです。夢を持っていることが、頑張る勇気や、壁を乗り越える力を、皆さんに与えてくれると思います。

 大変な時期ではありますが、その分やりがいもあります。若さを前面に出して、「チャレンジするデンソー」の先頭をきって走っていただきたいと願っています。共に頑張っていきましょう。

以上