DRIVEN BASE

デンソー、入社式を挙行

2010年4月1日

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、本日午前10時から本社体育館において、定期採用者781人の入社式を行いました。
 辞令交付の後、社長の加藤 宣明、デンソー労働組合執行委員長の挨拶に続き、世界各国のデンソー拠点に勤務する社員からのビデオメッセージが上映されました。これを受け、新入社員代表が誓いの言葉を述べました。

 加藤社長の挨拶の要旨は以下の通りです。

社長挨拶の要旨

 自動車業界は今、かつて経験したことのない大きな変化の波の中にあります。環境意識の高まりにより、ハイブリッド、電気自動車などのエコカーへのシフトが急速に進んでおり、また世界の市場においては、中国、インド等の新興国市場が急速に成長しています。
 デンソーは、このような大きな変化の波を乗り越え、更なる発展を目指すために、昨年から、世界中のグループを挙げて、構造改革に取り組んでいます。私たちが目指す構造改革には、過去のやり方や考え方に捉われることなく、新しい発想で取り組む姿勢が必要です。そのためにも、皆さんのような、若い人達の知恵や頑張りが欠かせないと考えており、大いに期待をしています。

 今日からデンソーの一員となった皆さんに、会社生活で心がけてほしいことが3つあります。
 一つ目は、「お客様目線を忘れない」ということです。自動車業界は大きな転換期にあり、お客さまのニーズも刻々と変化しています。このような時こそ、基本に立ち返り実際に自分の目や耳で確かめること、即ち"現地現物"で確認し、お客様の目線で考え、行動することが重要です。
 二つ目は、「チームワークを大切にする」ということです。デンソーの一番の強みはチームワークであると考えています。今後、皆さんは会社生活の中で多くの人と出会い、一緒に仕事をすることになりますが、チームワークを大切にする気持ちを持ち続けてほしいと思います。
 そして三つ目は、「いつも夢を持つ」ということです。夢を持つことは、心身の健康を保ち、充実した生活を送る上で、とても大切なことです。また、大きな壁にぶつかったり、迷ったりする時には、夢を持っていることが、頑張る勇気や、壁を乗り越える力を、皆さんに与えてくれるはずです。

 変化の激しい先行き不透明な時代だからこそ、やりがいもあると思います。若さを前面に出して、「チャレンジするデンソー」の、先頭をきって走ってほしいと願っています。共に頑張っていきましょう。

以上