デンソー、入社式を挙行
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、本日午前10時から本社体育館において、新入社員693人の入社式を行いました。
辞令交付の後、社長の加藤宣明、デンソー労働組合執行委員長の挨拶に続き、新入社員代表が誓いのことばを述べました。
社長挨拶の要旨
昨年は3月11日に東日本で大地震が発生、また10月にはタイで大洪水が発生するという、大変な苦難が続いた一年でしたが、年明け以降、生産も回復してきました。また、世界の自動車市場はこれからも堅調に拡大していくと予想しています。
しかし、自動車業界を取り巻く環境変化は激しく、電動化による技術革新やIT機器との連携などが急速に進んでいます。デンソーは、このような大きな変化の波を乗り越え、さらなる発展を目指すために、2015年に向けたデンソーグループ・グローバル中期方針を策定しました。「世界初への挑戦」「スピード第一の行動」「グローバルな総智総力の結集」の3つの柱を通じて、世の中のお役に立てる商品の開発などに挑戦していきます。
今日からデンソーの一員となった皆さんに、会社生活で心がけてほしいことが3つあります。
一つ目は、「失敗を恐れず挑戦しよう」です。皆さん一人ひとりが、「現状のままでいいのか」「少しでも良くしたい」という気持ちを常に持ち、「そのために自分は何をすべきか」を考え、課題に主体的に取り組んでいってください。
二つ目は、「「チームワークを大切にしよう」です。これから皆さんは、会社生活の中で、多くの人と一緒に仕事をすることになりますが、チームワークを大切にする気持ちをいつも持ち続けてください。
三つ目は、「いつも夢を持とう」です。大きな壁にぶつかったり、迷ったりする時には、夢を持っていることが、頑張る勇気や、壁を乗り越える力を、皆さんに与えてくれるはずです。
本日から皆さんは、社会人として、そしてデンソー社員として、新たな一歩を踏み出しました。
変化の激しい先行き不透明な時代ではありますが、だからこそ、やりがいもあると思います。皆さん一人ひとりが、高い志を持って前向きに仕事に取り組み、新たな時代を切りひらいていって下さることを期待しています。
以上