DRIVEN BASE

デンソー、パワーエレクトロニクス製品向けの評価棟を建設

2013年2月28日

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明) は、ハイブリッド車用製品に代表されるインバーターなどのパワーエレクトロニクス製品の開発体制を強化するため、これら製品の開発および評価を行う評価棟を安城製作所(愛知県安城市)内に建設します。投資額は約115億円で、2013年3月1日に着工し、同年11月末に完成、2014年4月から稼動する予定です。

 今回建設する評価棟では、当社が提供するパワーエレクトロニクス製品について、高い信頼性を保つための性能評価や、次世代製品に向けての研究開発を行います。この評価棟新設により、製品評価を実施するとともに、評価結果を研究開発にフィードバックすることで開発効率を高め、さらに競争力ある製品創出につなげていきます。

 新しい評価棟の概要は以下の通りです。

概要

1.延床面積 23,320㎡
2.投資金額 約115億円(建屋が約67億円)
3.稼動開始 2014年4月
4.事業内容 パワーエレクトロニクス製品の開発および評価

<参考>安城製作所の概要

操業開始 1967年8月
敷地面積 約554,000㎡
建物面積 約232,000㎡
従業員数 2,768人
生産品目 スターター、オルタネーター、EHV製品の製造

評価棟のイメージ図

以上