

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)とグループ会社の株式会社デンソーファシリティーズ(本社:愛知県刈谷市、社長:稲垣 幹治)は、 平成30年度省エネ大賞 省エネ事例部門において、「資源エネルギー庁長官賞」(CGO・企業等分野)を受賞しました。表彰式は、1月30日(水)に東京ビッグサイトにて開催されました。
「省エネ大賞」は、一般財団法人省エネルギーセンターが主催し、企業や自治体などにおける優れた省エネ活動や、技術開発などによる先進型省エネ製品などを表彰しています。
デンソーグループは、環境問題やエネルギー問題の解決と自然との共生を図り、持続可能な地域・社会を実現するための取り組みとして「エコビジョン2025」を策定しています。CO2排出量の半減を目標に掲げ省エネ活動に取り組んでいます。これまで「必要なときに」「必要なエネルギーを」「必要なだけ」供給・使う「エネルギーJIT*1」活動を重点に取り組んできました。この度、この活動をさらに発展させた、全社横断的にエネルギー運用の高効率化を可能とした全社管理システム『デンソー流FEMS*2』による取り組みが評価され「資源エネルギー庁長官賞」の受賞となりました。
*1 Energy Just in Time
*2 Factory Energy Management System
「デンソー流FEMS」
これまで運用してきた11の製作所のエネルギー管理システムと各製造部門のエネルギー計測システムを連係し、変化点が一見して解る「エネルギー『一気通“観”』管理」を可能とするシステムを構築しました。これにより全社のエネルギー状況(量・原単位・ロス等)がタイムリーに把握でき、また情報共有により省エネ活動活性化が図られるようになり、この結果、大幅な省エネルギーを達成しました。
またデンソーは、「業界トップレベルのアルミ溶解保持炉省エネへの挑戦」で、同じく平成30年度省エネ大賞 省エネ事例部門において「省エネルギーセンター会長賞」を同時受賞しています。
デンソーグループは、今後も全社で徹底した省エネ活動に取り組み、地球環境の維持および持続可能な社会の発展に貢献していきます。
デンソーは事業活動を通じた社会的課題の解決により、SGDsへ貢献します。