

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、自動車部品に関する最新のモノづくりを学ぶことができる工場見学コース「TAKATANAファクトリーツアー」に、小学校などの団体を対象とした「浄化施設見学コース」を新設し、2019年4月から開始します。
新コースでは、愛知県安城市内にあるデンソー高棚製作所の工業用排水や生活排水を浄化処理する施設を見学いただきます。施設の概要と、実験を交えて水がきれいになる仕組みをツアースタッフがわかりやすく解説し、実際の施設を歩いてご覧いただけます。主に小学生高学年を対象としており、楽しく学び環境への意識を高めることができるコースです。
「TAKATANAファクトリーツアー」は、デンソー高棚製作所に昨年7月に開設した、デンソー初の一般見学が可能な工場見学コースです。自動車部品の歴史と最新の日本のモノづくりをご覧いただけます。個人でも見学可能な既存の「メータ工場見学コース」と、この度新設する「浄化施設見学コース」と「メータ工場見学コース」をセットにした団体(21名以上)専用の2コースがあります。
【1】浄化プレゼンテーションルーム
実験を見ながらどうやって水をキレイにしていくのかを楽しく学んでもらいます。
【2】加圧浮上槽
工業系の油で汚れた排水を処理します。下から細かい空気を送って、その泡に汚れをくっつけて浮かせています。
【3】生活系原水槽
工場内の食堂などから出る排水を集めておく最初の槽です。処理前の水がどれくらい汚れているかを体感してもらいます。
【4】放流槽
全ての処理が終わってキレイになった水を貯めておく槽です。4m先まで透き通って見えるほどキレイにしてから川に放流しています。
【5】鯉の池
池の水は浄化施設で処理した水で満たされています。鯉が処理済みの水の中で元気に暮らしている姿を見学してきてください。