DRIVEN BASE

国際アビリンピック出場に向けた挑戦

アビリンピックの夢

<小倉玲さん 生産関係職 検査>

モノづくりへの興味が芽生えた会社見学。

3年生になると進学コースと就職コースに分かれ、私は就職コースを選択。社会人に必要なマナーやコミュニケーションの取り方を学びました。迎えた就職活動では、進路に悩む日々が続きました。そんなとき、デンソーの会社見学に行き、先輩社員の話を聞いたり、仕事ぶりを見るなかで、モノづくりに興味を持つようになりました。

小さなミスも許されない、やりがいのある仕事。

入社して8年目。現在は、WGVA(ウエストゲートバルブ)という製品の組付に所属し検査を担当しています。WGVAは車のエンジンに取り付けられ、バルブの開度を制御する製品で、不具合があれば事故につながる恐れがあります。そのため、検査では最後まで気が抜けません。

障がいが壁にならない、快適な職場環境。

わからないことを聞いたり、作業指導を受ける時は、手話や筆談、口を大きく開け口の形で読み取るなどの方法でコミュニケーションを取っています。職場の先輩や上司は聴覚障がいをとてもよく理解してくれているので、仕事をする上での不安はなく、安心して作業することができます。また、休憩時や飲み会、イベントなど、プライベートな時間も、聴覚障がいに関係なく仲良くしてもらうなど、楽しい日々を過ごしています。

毎日の小さな積み重ねが、大きな夢につながっている。

目標は、日々自分のスキルを磨いて、一人前の技術者になること。そのためにも、毎日「小さな目標を持ち、達成させる」こと。これを繰り返し、積み重ねることで、大きな目標を達成できると思っています。

将来の夢は、日本代表選手として国際アビリンピック※に出場すること。そして、世界への挑戦を通して学んだことや経験したこと、磨いたスキルを新入社員や後輩に教え、次の世代につなげていきたいと思っています。そんな夢を持つようになったのも、国際アビリンピックを経験した先輩との出会いがあったから。先輩からアドバイスや作業指導をしていただく中で、人に教えることの素晴らしさを知りました。

オフタイムも充実。

趣味は映画観賞と買物。休日は、同僚や仲間たちと一緒に、その趣味を楽しんでいます。大型連休には旅行に出かけて気分をリフレッシュするなど、プライベートな時間も大いに楽しんでいます。

デンソーは社員の成長を支援してくれる会社です。

デンソーはモノづくりによって社会に貢献しているだけでなく、社員一人ひとりを大きく成長させてくれる会社だと思います。あなたも私たちと共に働き、共に成長しませんか。

※「国際アビリンピック」は障がいを持つ方々の世界最大の技能競技大会で、おおむね4年に一度開催。デンソーでは2007年の第7回国際アビリンピックから社員が出場し、これまで数々のメダルを獲得しています。

※所属部署、役職は取材当時のものです。