
人事理念・人づくり
デンソーは、先進的な自動車技術やシステム・製品を提供する、世界屈指の自動車部品メーカーです。
30カ国以上に事業展開し、多数の世界初の技術を生み出してきたイノベーターでもあります。
そんな企業の発展には、人材育成を何より大切にしてきた背景があります。社員を大切にする社風が一人ひとりの成長を促し、企業を成長させる原動力となっています。
デンソーの人事理念
成長し続ける個人と高めあうチーム
社員一人ひとりが成長し続け、その個性をチームとして高めあう。デンソーでは、「人こそが成長の源泉」とし、「一人ひとりの能力の最大発揮」と「チームとしてのシナジー最大化」の2つを会社成長の両輪と位置づけています。そして、この2つを実現する土台となるのが、デンソーならではの、「人を大切にする人事制度」「全員参加経営」「キャリア形成支援」「チームワーク」の4つの要素です。
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人を大切にする人事制度
社員が安心して働くことができるよう、公正な人事制度の構築、および長期的な視点での従業員の生活・雇用のケアに取り組んでいます。
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全員参加経営
「社員全員が経営メンバー」という考え方のもと、会社や組織の方針・目標を社員全員に共有し、一人ひとりが自分の役割をしっかり理解して業務に当たります。
このことが、一人ひとりが高い問題意識のもと、積極的に変革・改善の提案を行う風土を形成しています。
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キャリア形成支援
日常業務の中でのチャレンジングな経験の提供に加え、業務を離れた集合研修やローテーションなど、将来大きな組織を率いるリーダーに必要とされる知識・スキルを習得する機会も豊富に用意しています。
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チームワーク
デンソーでは、組織や職位の垣根を越えて、オープンで自由闊達なコミュニケーションが行われています。社内外、様々な場でのコミュニケーション活動を通じて生まれるチームワークが、デンソーの競争力を支えています。
デンソーの人づくり
モノづくりは人づくり
「モノづくりは人づくり」。デンソーが考える人材育成はここから始まります。長期的視点で人を育成することが、新たな技術革新や高い品質、継続的な改善を生み出す原動力となる。この考えを実践することで、企業としての成長を実現してきました。
デンソーの人材育成の基本は、仕事を通じた成長です。仕事における挑戦こそが最高の成長機会だと捉え、意欲ある社員にはよりレベルの高い業務を任せ、節目節目で上司がコーチング・フィードバックを行いながら、長い目で社員の成長を後押しします。また、仕事だけでは学び得ない知識・スキル・経験を得る豊富な研修プログラムも多数用意されています。
代表的な育成プログラム
出向・海外トレーニー制度
世界30カ国を超える国々に200以上のグループ企業やテクニカルセンターを有するデンソーでは、海外赴任地や国・地域の枠を越えたプロジェクトへ参画する機会が豊富にあります。異なる文化や慣習・価値観をもつ多様な仲間との協業を通じて、多面的な考え方や異文化対応力などグローバル人材として不可欠な能力を習得することができます。
リーダーシップ育成プログラム(GLDP・RLDP)
デンソーでは地域別リーダー育成プログラムRLDP(Regional Leadership Development Program)、および本社(日本)でグローバル幹部を育成するGLDP(Global Leadership Development Program)を提供しています。世界トップクラスの講師による、組織革新、事業ミッションやグローバル事業戦略などの講義・ディスカッションを通して、幹部としてのスキルを身につけていきます。
階層別教育/職種別専門教育など
職位・資格に応じて期待される役割を認識し、その役割遂行に必要な知識・スキルを修得するために「階層別教育」を実施しています。また、職種ごとに求められる専門的な知識・スキルを修得するための「職種別専門教育」も整備しています。若手社員から管理者に至るまで、デンソーは、それぞれのステージにおける社員の成長をサポートし、より高い目標の実現に向けてチャレンジする機会を一貫して提供しています。
デンソーのダイバーシティ - 多様な個性がぶつかり合い、一人では成し得ない価値を生み出す
世界30カ国を超える国々で事業展開するデンソーは、性別・年齢・国籍・ライフスタイルなどが異なる多様な人材の個性や発想を活かし進化する企業です。一人ひとりが、価値観や思いを共有し、個性をぶつけ、高めあうことで、一人では成し得ない新たな価値を生み出す。これがデンソーにおけるダイバーシティの考え方です。その考えのもと、多様な人材が活き活きと活躍できる環境・組織風土の実現に向けて、グローバルに取り組みを進めています。
多様な人材の活躍推進