
デンソー、微細藻類の研究から生まれた 日焼け止めクリーム「moina UV」を新発売
~“お肌にも地球にもやさしい” 商品を開発~
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、藻を活用したバイオ燃料の研究から生まれた、藻の保湿オイルを活用した日焼け止めクリーム「moina(モイーナ) UV」を6月1日から発売します。
当社は環境対策の一環としてCO2削減に取り組んでおり、2008年からオイルを産生する微細藻類を使ったバイオ燃料の研究を行っています。その研究過程において、微細藻類ボツリオコッカス*が高級保湿剤として知られる「スクワラン」に類似するオイルを産生することがわかり、そのオイルを配合したハンドクリーム「moina」を2014年11月に発売開始しました。
今回発売する「moina UV」は、ハンドクリームの保湿性はそのままに日焼け止め効果をプラスしました。光合成による藻の培養でCO2を削減しながら有用成分を活用した“お肌にも地球にもやさしい” 商品です。
またこの商品は、部署横断の女性プロジェクトチームが中心となり企画し、クリームのテクスチャーや香り、パッケージデザインなど、女性ならではの感性を生かした商品づくりを行いました。
デンソーは、微細藻類およびバイオ燃料の研究を通じて、地球環境の維持および持続可能な社会の発展に貢献していきます。
*「ボツリオコッカスBOT-22」は筑波大学の渡邉信教授によって発見された藻です。デンソーでは、このボツリオコッカスの培養とオイル抽出のプロセスを開発し、「moina」を作りました。
保湿成分である藻オイルを配合した、SPF30 PA+++の日焼け止めクリームです。