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カナダ集団民事訴訟の和解について

2019年12月9日

当社及び当社の一部連結子会社は、カナダにおいて提起されておりました集団民事訴訟につき、この度、下記のとおり和解に合意しましたのでお知らせいたします。

1.訴訟の提起から和解に至るまでの経緯
当社および当社の一部連結子会社は、自動車部品に関する独占禁止法違反により損害を被ったとして、2013年5月以降、カナダの一部の州で損害賠償を請求する集団民事訴訟を提起されておりましたが、この度、原告との交渉の結果、和解合意に至りました。尚、本和解につきましては、今後、裁判所により承認手続きが行われます。

2.和解の相手方
カナダにおいて当社ならびに他社製自動車部品を直接あるいは間接的に購入、またはこれらの自動車部品が搭載された車両を直接あるいは間接的に購入・リースしたと主張する個人・法人

3.和解金
25,162千カナダドル(約21億円)

4.業績に与える影響
本件に伴う当社業績への重要な影響はない見通しです。

独占禁止法の順守は、当社グループの重要な経営基盤のひとつです。当社グループは、2010年2月の米国司法省による当社子会社への立ち入り調査を受けて以降、独占禁止法順守ルールをさらに厳格化し、ルールの周知・教育を強化するとともに、順法監査もより細緻に実施する等、独占禁止法順守の再徹底を図ってまいりました。現在は、完全な順法状態にあると認識しています。

今後も、これらの順法強化策を継続的に執行することにより、再発防止に万全を期し、お客様をはじめ、関係者の皆様からの信頼回復に努めてまいります。