

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、このたび経済産業省と東京証券取引所が共同で取り組む「健康経営銘柄2017」に選定されました。併せて経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定されました。
「健康経営銘柄」は、東京証券取引所の上場会社の中から、社員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に実践している企業が選定されます。長期的な視点で企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業を紹介し、企業による健康経営*を促進するものです。
また「健康経営優良法人~ホワイト500~」は、上場企業に限らず、保険者(健康保険組合など)と連携して優良な健康経営を実践している法人を認定する制度で、今年度から開始されました。
デンソーでは、2018年に向けたグループ中期方針の中で「健康増進に向けた社員の意識向上と職場での健康管理の推進」を明記し、社員の健康増進を経営課題の一つと位置付けています。
2016年には、経営トップによる「デンソー健康宣言」を公表すると共に、健康推進部をはじめ関連部門で「健康協議会」を組織し、各職場には健康増進活動を推進する「健康リーダー」を設置して、全社的に健康施策を運営する体制を構築しました。
また、従来より重点的に活動している「健康づくり活動」・「喫煙対策」・「メンタルヘルスケア」の3本柱を中心に関係部署と健康推進部が一体となって心身両面の健康づくりに取り組んでいます。
活動の一つとして、「健康を考える日」があります。40歳以降の健康確保に向けた良好なライフスタイルを身につけることを目的に、39歳到達時の定期健康診断を「1日健康教育」としています。通常の健康診断に加え、心身の健康に関する講義やヘルシーランチの提供、体力・肺年齢・内臓脂肪の測定、当日の健康診断結果に対するフィードバックなど、1日をかけて自身の健康について振り返り、自主的な健康行動目標・計画を作成しています。
デンソーは今後も社員一人ひとりが健康で生き生きと働き続けられる企業風土の醸成を図るため、今後も健康的なライフスタイルの形成を支援し、安心安全で働きがいのある職場環境づくりを推進していきます。
*健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。