デンソー、熊本県と「食」・「農」分野に関する 包括連携協定を締結

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二、以下、デンソー)は、熊本県(知事:蒲島 郁夫、以下 熊本県)と「食」・「農」分野に関する包括連携協定(以下、本協定)を締結しました。この協定は、デンソーと熊本県が「食」・「農」分野で緊密に連携し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や新商材の創出、ブランドの向上などを通じて、地域活性化や食料安全保障の確立に資することを目的にしたものです。

本協定を通じて、デンソーは、自動車領域で培ったモノづくり技術・ノウハウを活用し、フードバリューチェーンの最適化に向けた生産・流通分野での効率化および付加価値向上や、熊本由来の地域資源を生かした新商品開発などに取り組みます。

デンソーは、藻類の研究を加速するため、2016年に熊本県天草市に微細藻類の大規模培養実証施設を建設し、翌2017年には、天草市、天草拓心高等学校、デンソーの三者で「地域資源を活用した教育に関する協定」を締結しました。
また今年、QRコード*を活用した熊本県産アサリの産地証明支援システムを構築・提供し、これをきっかけに、同年6月、熊本県と、「くまもとの食の流通管理システム構築等に向けた覚書」を締結し、熊本県における食の信頼を確保し安全・安心な県産農林水産物を消費者に届ける取り組みを中・長期的に支援していくこととなりました。
そしてこの度、さらなる社会課題解決へ向けた一層の連携深化を目的とし、本協定の締結に至りました。

今後もデンソーは、「食」・「農」分野において新たな価値を提供し、地域活性化に貢献してまいります。

＊QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

締結式の様子
(左から)デンソー代表取締役社長 有馬 浩二、 蒲島 郁夫 熊本県知事