

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)と、デンソーの技術・技能研修を担当する株式会社デンソー技研センター(本社:愛知県安城市、社長:山内 豊)は、10月14日から10月19日までアラブ首長国連邦のアブダビで開催された第44回技能五輪国際大会において、「製造チームチャレンジ」(日本代表)で金メダル、「移動式ロボット」(日本代表)で銅メダルを獲得しました。
第44回技能五輪国際大会には、デンソーグループとして過去最多の8職種17名の選手を派遣しました。日本代表として8名(「ポリメカニクス」、「製造チームチャレンジ」、「電子機器組立て」、「移動式ロボット」、「産業機械組立て」)、海外拠点からは、タイ代表として3名(「ポリメカニクス」、「CNC旋盤」、「CNCフライス盤」)、インドネシア代表として3名(「CNCフライス盤」、「電子機器組立て」、「工場電気設備」)、ベトナム代表として2名(「CNCフライス盤」、「工場電気設備」)、またデンソーグループから初めてメキシコ代表として1名(「CNC旋盤」)が出場しました。
デンソーは、1971年の第20回大会で初めて国際大会に出場し、これまでの通算成績は金メダル32個、銀メダル16個、銅メダル15個です。金メダルの獲得は、1991年の第31回大会以来、14大会連続となりました。
デンソーは、技術を形にする高度熟練技能とノウハウを、技術開発とともにものづくりの両輪と考え、デンソー技研センターの技能者育成部門の前身となる技能者養成所を1954年に開設して以来、技能者育成と技能の伝承に力を入れています。技能五輪の参加目的は、優秀な成績を挙げるだけでなく、技能五輪の訓練を通じて、若い技能者の心・技・体を磨き、将来の高度熟練技能者になりうる人材の計画的な特別訓練により、技能を伝承することです。
デンソーは今後も、技能五輪への取り組みを通じて、若手技能者育成と技能の伝承を継続していきます。
職種 | 製造チームチャレンジ |
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出場選手 | 麻生 知宏(あそう ともひろ)、最上 拓(もがみ たく)、上野 祐平(うえの ゆうへい) |
職種 | 移動式ロボット |
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出場選手 | 山本 椋大 (やまもと りょうた)、古久根 秀治(こくね しゅうじ) |
競技 | 結果 | 名前 | 所属 |
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ポリメカニクス | 敢闘賞 | 竹崎 涼 | デンソー |
敢闘賞 | Chalotorn Choosaeng (チャロトン シューサン) | デンソー・タイランド | |
製造チームチャレンジ | 金メダル | 麻生 知宏 | デンソー |
最上 拓 | |||
上野 祐平 | |||
CNC旋盤 | 敢闘賞 | Jeerawat Sakunee (ジーラワット サクニー) | デンソー・タイランド |
_ | Jesus Abdiel Juares Ortega (ヘスース アブディエル オルテガ) | デンソー・メキシコ | |
CNCフライス盤 | 敢闘賞
| Patipan Nawapan (パチパン ナワパン) | デンソータイランド |
敢闘賞
| Aditya Hartanto (アディッティア ハリタント) | デンソー・インドネシア | |
_ | Hoang Kim Diep (ホアン キム ディップ) | デンソー・マニュファクチュアリング・ベトナム | |
電子機器組立て | 敢闘賞 | 犬飼 英明 | デンソー |
敢闘賞 | Helmi Yuliardi(ヘルミ ユリアーディ) | デンソー・インドネシア | |
工場電気設備 | 敢闘賞 | Graha Louvit Shamaratungga (グラハ ロウヴィト シャマラツンガ) | デンソー・インドネシア |
敢闘賞 | Nguyen Tat Toai (グエン タァタ トァイ) | デンソー・マニュファクチュアリング・ベトナム | |
移動式ロボット | 銅メダル | 山本 椋大 | デンソー |
古久根 秀治 | デンソー | ||
産業機械組立て | _ | 川添 達也 | デンソー |