デンソー、第47回技能五輪国際大会で金メダルを獲得
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:林 新之助、以下、デンソー)は、9月10日から9月15日までフランスのリヨンで開催された第47回技能五輪国際大会において、「産業機械」(日本代表)で金メダル、「製造チームチャレンジ」(日本代表)および「CNC旋盤」(タイ代表)で銀メダル、「CNCフライス盤」(ベトナム代表)で銅メダルを獲得しました。また、その国の中での最高得点者に贈られる“ベスト・オブ・ネーション”を、「CNC旋盤」のメキシコ代表および「メカトロニクス」のアメリカ代表が受賞しました。
今大会には、デンソーグループとして11職種20名の選手を派遣しています。日本代表として7職種11名、海外拠点からは、タイ代表として2職種3名、ベトナム代表として2職種2名、インドネシア代表として1職種1名、メキシコ代表として2職種2名、アメリカ代表として1職種1名が出場しています。
デンソーは、1971年の第20回大会で初めて国際大会に出場し、これまでの通算成績は金メダル35個、銀メダル25個、銅メダル21個です。金メダルの獲得は、1991年の第31回大会以来、17大会連続となりました。
先日、2028年技能五輪国際大会の開催地が愛知県に決定しました。デンソーは、「モノづくりは人づくり」として、技術者・技能者の育成と伝承に力を入れており、今回の決定を大変うれしく思います。将来を担う技能者たちが真剣に技能に向き合う姿を、多くの方々にご覧いただき、モノづくりへの関心がさらに高まり、技能の重要性が広く認識されることを期待しております。
デンソーは、今後も技能五輪の取り組みを通じて、若手技能者の心・技・体を磨き、将来の高度熟練技能者になりうる人材の育成と技能の伝承を継続していきます。
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【金メダル】 産業機械職種 清水源樹(しみず げんき)選手
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【ご参考】出場選手と成績一覧
職種 | 成績 | 選手名 | 所属 |
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産業機械 | 金メダル | 清水 源樹(日本代表) | デンソー |
製造チームチャレンジ | 銀メダル | 大木 皓資(日本代表) 中島 丈瑠(日本代表) 浅井 健汰(日本代表) |
デンソー |
メカトロニクス | ー | Gabriel Eady(アメリカ代表)* | デンソー・マニュファクチュアリング・テネシー |
CNC旋盤 | 銀メダル | Paramin Phakutlo(タイ代表) | デンソー・インターナショナル・アジア |
敢闘賞 | Cu Duc Hieu(ベトナム代表) | デンソー・マニュファクチュアリング・ベトナム | |
ー | Itzel Aketzalli Trevino Nunez (メキシコ代表)* |
デンソー・マニュファクチュアリング・メキシコ | |
CNCフライス盤 | 銅メダル |
Pham Thanh Dat(ベトナム代表) |
デンソー・マニュファクチュアリング・ベトナム |
ー | Hector Isaac Moya Vidales (メキシコ代表) |
デンソー・マニュファクチュアリング・メキシコ | |
モバイルアプリケーション開発 | 敢闘賞 | 平岩 知弥(日本代表) | デンソー |
工場電気設備 | 敢闘賞 | 入谷 直哉(日本代表) | デンソー |
敢闘賞 | Reho Kurnia(インドネシア代表) | デンソー・インドネシア | |
自律移動ロボット | 敢闘賞 | 杉本 三弥(日本代表) 鳥喰 健太郎(日本代表) |
デンソー |
インダストリー4.0 | 敢闘賞 | Supot Hempitaks(タイ代表) Phurinut Suntrapai(タイ代表) |
デンソー・インターナショナル・アジア |
クラウドコンピューティング | 敢闘賞 | 塩屋 陽貴(日本代表) | デンソー |
ロボットシステムインテグレーション | 敢闘賞 | 川邉 勇斗(日本代表) 山下 航平(日本代表) |
デンソー |
*ベスト・オブ・ネイション