デンソー、「PRIDE指標2024」において最高評価のGoldを３年連続で取得

株式会社デンソーは、一般社団法人「work with Pride(以下、wwP)」が策定する、日本の職場におけるLGBTQ+などの性的マイノリティへの取り組みの評価指標である「PRIDE指標2024」において、最高位の「Gold」を3年連続で取得しました。

デンソーは2021年に人と組織のビジョン「PROGRESS」を定め、人事施策・制度の刷新を進めています。その一環として、性的指向や性自認にかかわらず、すべての社員が安心して自分らしく活躍できる環境・風土の実現を目指し、以下のような取り組みを行っています。

【主な取り組み】^＊2024年度の新規施策は下線と太字で示しています。

・コーポレートサイトや社内イントラサイトで、役員のダイバーシティメッセージを発信
・管理職や新入社員向けにダイバーシティ研修を実施
・パートナーシップ制度を導入^*1
・社内に相談窓口(電話・メール)を設置
・PRIDE月間に全社イベントを実施^*2
・理解促進ハンドブックを社内イントラサイトに掲載
・社内向けニュースレターを発行し、LGBTQ+アライ登録を受付^*3
・LGBTQ+当事者による理解促進セミナーを開催
・名古屋レインボープライド協賛

PRIDE月間の社員食堂レインボーメニューの一例

^*1パートナーシップ制度
自治体のパートナーシップ証明書などを会社に提出することで、婚姻を前提とした社内制度を利用可能とするパートナーシップ制度を導入しています。

^*2 PRIDE月間の取り組み
世界各地で多様な性のあり方について理解促進活動が開催されるPRIDE月間の6月に全社イベントを実施しました。社内イントラサイトや社員食堂でのポスター掲示や動画配信、社内売店での特設コーナーの設置のほか、34か所の社員食堂でレインボーカラーの限定メニュー提供などを行いました。

^*3 LGBTQ+アライ登録
多様な性のあり方に共感し、当事者に支援の意思を表明したいと希望する社員を「理解者・支援者」という意味を持つ「アライ」として登録する活動を行っています。アライ登録者にはPCやスマートフォン、社員証に貼れるステッカーを配布し、性的マイノリティの理解者であることを表明してもらうことで、当事者が安心して相談できる仲間づくりを推進しています。

PRIDE指標とは
wwPによって2016年に策定された、職場におけるLGBTQ+などの性的マイノリティへの取り組みの評価指標で、「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的としています。PRIDEの各文字に合わせて、Policy（行動宣言）、Representation（当事者コミュニティ）、Inspiration（啓発活動）、Development（人事制度・プログラム）、Engagement/Empowerment（社会貢献・渉外活動）の5つの評価指標があります。
PRIDE指標の詳細はこちら https://workwithpride.jp/pride-i/