DRIVEN BASE

デンソー、「食育実践優良法人 2026」に認定

2026年4月7日

株式会社デンソー(以下、デンソー)は、農林水産省が推進する「食育実践優良法人 2026」の認定を受けましたので、お知らせいたします。

  • Alt

「食育実践優良法人顕彰制度」は、従業員の食生活改善に資する優れた取り組みを行っている法人を認定・顕彰する制度で、2025年度に創設されました。デンソーは、本制度における初回認定法人の1社として、このたび認定を受けました。

デンソーは、社員の健康増進を経営課題の一つと捉え、社員食堂での食事を通じて、日常の中で無理なく健康づくりにつながる取り組みを推進しています。今回の認定は、以下のような取り組みが評価されたものと考えます。

【具体的な取り組み内容】
●摂取栄養素適正化活動

摂取栄養素適正化活動は、健康意識の高低に関わらず、社員食堂で選んだ食事が自然とバランスの取れた内容となるよう、メニュー設計の工夫により後押しする取り組みです。厚生労働省が示す管理項目であるエネルギー・塩分・脂質・野菜量に着目し、社員食堂で提供するメニュー全体の栄養バランスを整えています。
デンソーでは、国内拠点に合計31の社員食堂を複数の委託会社が運営しており、食堂や委託会社ごとにメニュー構成や栄養内容にばらつきが生じやすいという課題がありました。また、業務上の身体活動量の低さ等の理由から、社員の脂質異常の割合が他社と比べてやや高い傾向が見られたほか、社員の喫食データを分析した結果、委託会社ごとに塩分量に大きな差があることも判明しました。
こうした状況を踏まえ、業務特性や身体活動量の違いに応じた自社独自の栄養目標値を設定し、2016年から全社で継続的な改善活動を進めてきました。
これにより、現在では食堂で摂取されるエネルギー量や脂質比率は、全社平均で安定して推奨値内に収まっています。また、だしやスパイスの工夫により、塩分量は2016年当初と比べて約15%の削減を達成しました。併せて、野菜摂取量についても着実な改善が見られています。
各食堂の提供環境や利用者層に応じた工夫を重ねることで、全社として、健康的な食環境づくりが着実に進んでいます。

●進化する「Do!ヘルシーセット(健康メニュー)」で健康習慣
摂取栄養素適正化活動で整えた全社共通の栄養設計を、社員一人ひとりが日常の食事の中で無理なく実践できる形にしたのが、デンソー独自の栄養基準に基づく健康推奨セットメニュー「Do!ヘルシーセット」です。主食・主菜・副菜をセットで提供しており、自然と栄養バランスのとれた食事となるよう設計しています。
導入当初は、「量が少ない」「満足感が足りない」といった声が寄せられました。
そこで2017年度からは、業務上の身体活動量が多い生産系職場向けにボリュームを調整した「生産系Do!ヘルシーセット」を追加し、働き方に応じた選択肢を拡充しました。
さらに、「美味しく健康に」を合言葉に、丼やパスタといった人気メニューをDo!ヘルシーセットとして展開するほか、地産地消食材の活用、噛み応えや香りを意識した調理を取り入れることで、楽しみながら続けられる健康メニューへと進化を続けています。
こうした工夫の積み重ねにより、Do!ヘルシーセットは、継続して選択することで健康的な体重コントロールも期待できるメニューとして定着しています。出数率は開始当初の約3%から現在は10%以上に拡大し、多くの社員に支持される人気メニューとなっています。
健康意識の高低にかかわらず、「おいしそう」「これなら食べたい」という感覚で自然に選ばれ、結果として健康習慣につながる「Do!ヘルシーセット」は、社員食堂を通じたデンソーの食育の取り組みを象徴する存在として、日々の食事を支えています。

参考情報:食育実践優良法人顕彰制度について
「食育実践優良法人顕彰制度」は、従業員に対して健康的な食事の提供や食生活の改善に資する取り組みを行っている法人を認定・顕彰する、農林水産省が2025年度に創設した制度です。

参考WEBページ:
食育実践優良法人顕彰制度について
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/250718.html
食育実践優良法人2026の公表について
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kensyo/nintei2026.html