デンソーのSDGs
サステナビリティ経営の着実な実践に向け、社会および自社への影響を踏まえ、優先的に取り組むべき重要課題である「マテリアリティ」を設定し、それぞれにKPIを設定し、活動を推進しています。
このページでは「環境」「安心」「企業基盤」の取り組みについてご紹介します。
環境への取り組み
目指す姿
環境負荷の低減と高効率な移動を実現し、地球にやさしく持続可能な社会づくりに貢献します。
バリューチェーン全体を通じて「省エネ」「創エネ」「再エネ化」および「モビリティの電動化」などのGHG排出量の低減に取り組みます。
気候変動を原因とする自然災害などによる被害最小化と事業継続に努めます。
有害性化学物質を低減するとともに、生産工程から排出される各種汚染物質を自然浄化レベル以下に管理徹底します。
水リスクに応じた取水量の削減に取り組みます。
新規原材料の使用量削減や製品・サービスの残余価値を最大限に活用する取り組みを推進します。
マテリアリティ
気候変動への対応
地球環境の汚染防止
水資源の保全
資源の循環利用
関連するSDGs
取り組み事例
インバータは、バッテリーからの直流の電力を交流電力に交換し、モータに供給・稼働させるための電力変換器です。電動化社会の実現には、電動車の普及が必要不可欠であり、その駆動力を支えるインバータの性能向上は、カーメーカにとっての最重要課題です。
インバータは、バッテリーから高電圧の電流を受けるため、半導体素子に高熱が発生し、これをいかに冷却するかが高性能化・小型化・低コスト化を実現するためのカギとなります。
デンソーはラジエータで培ってきた熱交換器の技術を応用することで、半導体素子を従来の片面からではなく両面から冷却するというアイデアを生み出し、インバータの小型化・高効率化を実現しました。
デンソーでは、水素を燃料に発電して動く燃料電池自動車(FCEV)の普及促進に貢献する技術開発を進めています。
これまでにパワーコントロールユニットやFC昇圧コンバータなどの高電圧・パワー系部品、冷却性能を大幅に向上させたラジエータや冷却ポンプなどの冷却系部品が、トヨタの燃料電池車「MIRAI」に搭載されています。
今後もハイブリッド車やガソリン・ディーゼル車で培った技術を活かし、燃料電池自動車の信頼性・性能向上とコストダウンの両立に貢献する製品を提供していきます。
カーボンニュートラル社会の実現に向け、重要なカギとなるのが、燃やしてもCO2を排出せず、かつ大きなエネルギーを生み出すことができる“水素”の利活用です。
デンソーは効率よく水素を作り出すための次世代の水電解装置SOEC(Solid Oxide Electrolysis Cell / 固体酸化物形水電解用セル)を開発しています。効率的に水素製造をするためには、SOECの内部温度を700℃程度の高温で一定に保つことが必要です。温度を適正に制御する熱マネジメント技術や、高温で効率よく電気分解を行うためのセラミック技術、ムダなく水蒸気を装置内で再循環させるエジェクター技術など、自動車部品で培った技術を用いています。
デンソーでは2023年7月から、半導体製造分野におけるグリーン水素活用モデル工場と位置付けた広瀬製作所において、SOECを用いたグリーン水素製造とモノづくりへの活用についての実証を行っています。
安心への取り組み
目指す姿
移動、モノづくり、食の領域で、社会を支える安全・安心なソリューションを提供します。また、品質を追求し、すべての人が安心で暮らせる社会の実現に貢献します。
交通事故死亡者ゼロをはじめとして、すべての人が安心して自由に移動できる社会の実現に向け、安全製品・システムの開発、普及に取り組みます。
モノづくりに関わるすべての人の付加価値向上を目指し、産業横断的にモノづくりを革新するラインビルダーとして、製造業のお客様が安心してモノづくりを続けられるソリューションを創出します。
「いつでも」、「どこでも」、「誰でも」安全で美味しく、そして環境にやさしい食の提供の実現に向けて、食料の安定的で計画生産可能なソリューションを提供します。
全社一丸となって品質管理を徹底します。
マテリアリティ
安全で自由な移動の提供
産業の労働生産性向上
食の安心・安定供給
製品・サービスの安全性向上
関連するSDGs
取り組み事例
デンソーは、ADASの進化と普及を通じて、交通事故死亡者ゼロと安心で自由な移動の実現を目指しています。2030年に向けて、これまでに事故シーンの56%をカバーしてきた実績を基盤に、ヒト・クルマ・インフラが協調する次世代のモビリティへと発展させていきます。モビリティの多様化が進む中、あらゆるニーズに応え続ける電子システムの中核として、車両全体を最適に統合制御するプラットフォームを、車両メーカ・パートナーとの共創により実現します。
高齢者を中心とするドライバーのペダルの踏み間違い事故が大きな問題となるなか、踏み間違い事故に対するお客様、社会からの注目度は高くなっています。その中、トヨタ自動車株式会社と共同で、後付けできる安全装備「ペダル踏み間違い加速抑制装置」を開発しました。
この製品は、駐車・停車状態からの発進時に、バンパーに取り付けられた超音波センサが障害物を検知すると、表示機とブザーでドライバーに注意喚起、それでもドライバーがブレーキと間違えて強くアクセルを踏み込んだ場合には、加速を抑制し、衝突被害の軽減に寄与します。
また駐車場等で後退する際に、時速約5km以上でアクセルを踏み込んだ場合には、障害物を検知していない状況でも速度が出過ぎないように加速を抑制します。
関連コンテンツ
企業基盤への取り組み 1
目指す姿
信頼される企業であり続けるため、国内外の法令・ルールとその精神を遵守し、高い倫理観をもって、健全かつ公正な事業活動を実践します。
お客様へ安全で信頼性の高い製品をお届けすることおよび、お客様からお預かりしている情報資産を様々なリスクから保護するため、情報セキュリティの一層強化を図ります。
外部環境に左右されない生産・供給体制づくり、人権などの社会問題によるリスク影響の最小限化を狙うことで、ステークホルダーや社会から信頼される持続可能な調達活動を実践します。
マテリアリティ
コンプライアンス
情報セキュリティの確保
持続可能なサプライチェーンマネジメント推進
関連するSDGs
関連コンテンツ
企業基盤への取り組み 2
目指す姿
働く人の生命と健康を守るため、各職場の一人ひとりが創意と工夫を結集し、全員参加で安全で働きやすい職場づくりを推進します。
デンソーで働くすべての社員の幸せと、会社理念の実現の両立を目指し、安心して働ける職場づくり、多様な個性を持つ人財が自ら学び、挑戦・成長する機会づくりを通じて、新たな価値創造を実現できる人的資本経営を実践します。
マテリアリティ
労働災害のない職場づくり
DE&Iの推進
新たな価値創造をリードする人財育成
ワークライフバランス
関連するSDGs
取り組み事例
社会に信頼され、共感される企業であり続けると同時に、発展し続けていくためには、世界中のさまざまな社員の力や視点を活用していくこと、つまりダイバーシティ&インクルージョンのさらなる推進が重要になってきます。デンソーでは、性別・性自認・性的指向・年齢・人種・国籍・宗教、障がいの有無、経験、価値観など目に見えない違いも含め、多様な人財がいきいきと活躍できる環境・組織風土の実現に向けて、取り組みを進めています。
例えば、デンソーが今後もグローバルに事業を展開していくために、未来のデンソーや新たな事業をけん引する現地リーダー人財の育成を強化し、本社と海外地域が連携して優秀人財の早期発掘、グローバルリーダー育成プログラム等を推進しています。
また、男女が性差なく、いきいきと働ける環境づくりを目指し、上司とのキャリア形成面談の実施、新任女性管理職への女性リーダー研修、ロールモデル座談会など、数々のキャリア形成支援を行っています。さらに、生産現場で働く女性が多い、ベトナム、マレーシアを始めとしたアジア地域では、座った状態で作業ができるラインを設置し、妊娠中も母体に負担をかけることなく働ける環境の整備を進めています。
デンソーはモノづくりを強みとして、グローバル生産拠点や現場で働く社員などの多くの優れた製造資本を積み上げてきました。よりよい製品をお客様にお届けするためには、現場に蓄積されたモノづくりのノウハウを伝承していくこと、効率化を進め誰もが新たな課題にチャレンジできる現場の実現が重要と考えています。
グローバルのデンソーグループ全社員が、オフィスや工場の垣根なく、常時双方向につながるための「1人1台デジタルデバイス・M365」導入プロジェクトを2019年度から順次スタートし、時間・場所・デバイスの制約を受けない仕事環境を実現しました。
導入の成果として、例えば、生産ラインで不具合が発生した際に、動画や写真を共有することで、関係者全員に早く正確に伝達することが可能になり、不具合の解消までの時間を短縮することができました。また、従来は紙の帳票で管理していた部品の寸法などの数値を端末入力に変更することで、管理者の承認プロセスやデータ分析の効率化を実現しています。
さらに、朝礼でデジタル端末を活用して、画像などを見ながら全員と情報共有を行ったり、若手社員が率先して端末の使い方をチームに伝授したりすることで、チーム全体のコミュニケーションが活発化し、職場のエンゲージメント向上の一因となっています。
今後は一人ひとりのデータ活用のレベルアップ、集積したデータをつなげ活用することで、デンソーモノづくりの能力最大化につなげていきます。
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多様な人財の活躍推進共感頂ける会社であり続けるために
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人権尊重人権尊重のためのさまざまな取り組み
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安全衛生安全衛生の継続的な向上のためのグローバルな取り組み











