環境意識・知識・スキル
基本的な考え方
全員参加の環境経営を推進するには、社員一人ひとりが環境保全に対する高い意識を持ち、実践することが重要です。
デンソーでは、社員一人ひとりが自らの使命として、それぞれの担当業務・職位において持続可能な社会の実現をめざして行動できるよう、教育やイベントなどを開催し、環境意識の啓発に努めています。
具体的な取り組み
1. 社員への環境教育
各階層で知っておくべき内容を指名必須教育(集合教育)で、また、より深く知るためにe-ラーニングを活用した自主奨励教育を行っています。また、製品を設計する技術者および営業・購買部門まで含めたLCA(ライフサイクルアセスメント)教育を実施し、基本知識と「エコビジョン2025」の理解を促進しています。
環境教育体系[(株)デンソー]
2. グローバル環境スタッフに向けた教育
生産拠点の環境スタッフの知識向上を目的に、「社内安全環境スキル基準による技術力の見える化」、「教育ツール及びレベル認定制度構築」を推進しています。また、エコビジョン2025の行動計画に基づいた環境会議を設定し、グローバルグループ会社全社の環境活動のレベルアップを図っています。
3. デンソーグループ環境月間行事の開催
国連「世界環境デー(6月5日)」にあわせ、デンソーでも6月を「環境月間」に制定し、社員一人ひとりが自分事として環境課題を考え行動するきっかけになるように様々な施策を展開しています。
2025年度は、社長メッセージを動画で配信し、社員一人ひとりが業務としてやりきることに加え、日頃から高い環境意識と行動が不可欠であることを伝えると共に、デンソーグループ社員の活動事例や環境イベントを紹介しました。
省エネポスターコンクール表彰作品