
デンソーグループのステークホルダー
基本的な考え方
デンソーの事業活動は、多様なステークホルダーとの関わりの中で進められています。ステークホルダーとの良好な関係を築いていくことは、企業価値向上につながるため、非常に重要と考えています。
デンソーでは自社の論理や思い込みにとらわれて独善的な活動とならないようにステークホルダーの皆様との対話を重ね、いただいたご意見や社会のニーズを企業活動に反映させ、社会的責任を果たしていきます。
※このページでは社会的責任の国際規格である「ISO26000」を参考に、事業活動と関連するステークホルダーを掲載しています。
デンソーとステークホルダー
※サプライヤー、サービス店、事業提携先など
お客様
世界の自動車メーカーや販売店、クルマのユーザーなどが中心ですが、それにとどまらず、さまざま分野(流通、交通インフラ、農業、FAなど)でお客様が存在します。お客様との継続的な対話を通じ、製品機能などのニーズや期待への理解を深めることで、真にお客様から信頼され満足いただける製品・サービスを創出することで、期待に応え、自らも成長していきます。
<関係強化の事例>
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日常の営業活動によるコミュニケーション
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新製品展示会
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お客様窓口(電話、ホームページ、電子メールetc.) など
株主・ 投資家様
株主数は約8万名。株主・投資家様は、デンソーの経営が企業価値向上に向けて健全に推進されるように助言をいただける大切な支援者であり、信頼関係を構築することは大切と考えています。
適時・適切な情報開示と対話を通じて、経営の透明性を高めるとともに、デンソーの魅力を正しく伝えることで企業価値の向上に努めます。
<関係強化の事例>
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株主総会、ダイアログデー
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決算説明会、個別面談(機関投資家向け)
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統合報告書、有価証券報告書、および事業報告書の発行 など
ビジネスパートナー様
デンソーの製品やサービスの競争力はビジネスパートナーの高い技術力や知見・ノウハウ、安定供給に支えられています。サプライヤー、サービス店などビジネスパートナーとのパートナーシップ強化を図り、相互発展を目指します。
<関係強化の事例>
サプライヤー
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取引先様感謝の会
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サプライヤーにおけるサステナビリティ自己診断の実施
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ダイアログ など
サービス店
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SS※総会 ※デンソーサービスステーション
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サービス技術コンクールなど通じたサービス技術のレベルアップ など
社員
デンソーの社員は世界で約17万人。世界中の社員のエンゲージメントを高めていくことは、デンソーの成長にとって不可欠です。社員との対話を重ね、それぞれが能力を十分発揮し、いきいきと働ける職場環境づくりを進めています。
<関係強化の事例>
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透明性・納得性のある人事制度
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社員意識調査
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社内報やイントラネットを通じた情報発信
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各種相談窓口(なんでも相談室、ホットラインなど)
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労使懇談会 など
地域社会
デンソーは35の国と地域で282のグループ会社が事業展開しています。ステークホルダー(地域住民、行政、NPO/NGO、学生など)と対話を行うことで社会の課題を把握し、協働してその解決に向けて取り組み、社会の持続的な発展に貢献します。
<事例>
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地域住民や行政などとの懇談会開催や地元小学生会社見学の開催
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社会貢献プログラムにおけるNGO/NPOとの協働活動
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学生向け教育プログラムやモノづくりスクールの実施
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自治体との地方創生協定
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業界団体への参画(経団連、自動車部品工業会)など