CSRマネジメント

デンソーグループにとってのCSR ~CSRは持続的成長の源泉~

デンソーは、1949年の創業以来、「新しい価値の創造を通じて、人々の幸福に貢献する」という経営理念を脈々と受け継ぎ、「デンソー基本理念」に定めて実践してきました。
デンソーは、社会の一員として、法令などのルールを守ることはもちろん、「人々の幸福に貢献する」ため、社会の要請や期待に真摯に耳を傾け、事業活動を通して、その課題解決に貢献し、新たな価値を提供していくことが大切と考えています。
そして、その土台となるのは、ステークホルダーの皆様との関わりを大切にする社員一人ひとりの日々の行動の積み重ねであり、こうしたCSRの取組みは会社と社員の成長にも繋がっていきます。
社会およびデンソーの持続的成長の源泉として、CSRは経営にとって不可欠なものと捉えています。

企業理念&ビジョン

2017年10月、新たな事業活動の羅針盤「デンソーグループ2030年長期方針」を発表しました。
デンソーは、2030年に向け、「環境」、「安心」、「共感」の3つをキーワードに、従来から注力している「環境」、「安心」の提供価値を最大化することに加え、社会から「共感」いただける新たな価値の提供を通じて、笑顔広がる社会づくりに貢献していきます。

CSRフレームワーク

(1)CSR ポリシー

社会の持続的発展に向け、「デンソー基本理念」を実践することそのものがデンソーのCSRであると考えています。そこで基本理念に基づく“グローバル企業”としてふさわしい行動を、社会やステークホルダーとのつながりの中で実践することができるように「デンソーグループ企業行動宣言」(2006年4月)を策定しました。

(2)CSR アプローチ

デンソーでは、「デンソーグループ企業行動宣言」を共有し、各社の状況あるいは各地域・国の社会課題等を踏まえた推進体制・テーマのもとで、取り組むべき活動を企画・推進しています。

(3)推進体制

デンソーでは、専務役員会およびテーマ別委員会のもと、取り組むべき課題を審議し、その活動にあたっては関係部署が連携して推進しています。
また広報部が全社総括機能として、各専門部門の活動フォローアップ、各部門横断的な課題への対応、社外情報発信およびステークホルダーとのコミュニケーション等を推進しています。
なお、CSR浸透の牽引役として、各部(グループ会社では各社)に1名ずつCSRリーダーを選任し、CSRの浸透・定着を図っています。

推進体制

具体的な活動~浸透活動

デンソーでは、社員啓発活動や情報発信などを通じて社員へのCSR浸透活動を行っています。

社員教育(e-ラーニング)
ワークショップ
CSRニュース
ステークホルダーダイアログ

社員行動指針

「デンソーグループ企業行動宣言」を受けて、社員一人ひとりがデンソーグループの一員としてとるべき行動のガイドラインを明確にするため、日本・北米・欧州・中国・豪亜・インド等で各地域の文化や歴史などに配慮した「社員行動指針」を策定・展開し、機会があるごとに自身の行動を点検するツールとして活用しています。

情報発信

トップメッセージを含む身近なCSR情報を掲載した「CSR便り」(日本語・英語版)を、デンソーグループ社員に向けて定期的に発行しています。

社員浸透状況の把握

社員のCSRに対する理解・実践度合いを把握・点検するために、社員への意識調査を実施しています。

【事例紹介】「CSRサーベイ」[(株)デンソー]

(株)デンソーでは、社員のCSRに対する理解・実践度合いを把握・点検するために2006年から毎年「CSRサーベイ」を実施しています。

CSRサーベイの推移(抜粋)

社員浸透

質問項目:行動指針を実践している

質問項目:環境や安心・安全を意識した行動を実践している(または環境や安心・安全に関わる活動に参加した)

環境保全

質問項目:会社生活でCO2削減を実践している

社会視点

質問項目:自分の仕事と社会のつながりを理解している

社会(ステークホルダー)との対話(ダイアログ)

自社の論理や思いこみにとらわれて独善的な活動とならないように、ステークホルダーの皆様との対話を大切にしています。

今後の取り組み

デンソーは、地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けるため、事業活動を通じてその社会の課題解決に向けて、社会と連携しながら取り組んでいきます。
そのためには、今後、更に社会課題視点を磨くべく、社外ステークホルダーと積極的に対話を進めていきます。また「グループマネジメント」の視点も高め、デンソーグループ内での活動状況や課題の共有体制を整え、総智・総力で活動のレベルアップをめざします。
今後も社会から信頼・共感される企業をめざし、活動を推進していきます。